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あの後、赤マフラーが去って、私はしんぺい神と言う男に1人にしてほしいと頼むと、あっさりと承諾してくれた。
私はこれからどうするべきか。
思ったよりもここの人間は私に時間をくれている。現時点で私が魔女と気づいていないのか?どちらにせよじきにばれる。
その間に作戦を練ろう。魔力もまだ万全じゃない。このまま抗っても無に帰す。無駄な抵抗はやめよう。
心を沈めていると、急に騒がしくなる。
「ここか?失礼するぞ」
ベッドを囲んでいたカーテンが開けられ光が入る。
紅色の瞳をした厳格な雰囲気をまとう男の後にはまだ何人か人がいるようだった。
「調子はどうだ?俺はこの国の総統をしているグルッペンだ」
「この国?」
「あれ?もしかして君ここがどこかわかんない?ここは我々国やで。そして今いるのは我々国のお城の医務室」
天という字を顔に貼っている男がそういった。
我々国。
聞いたことがある。確か私の森も人間の中ではその国に属すると。加えて父がよく言っていた国。
「そうですか…。」
「ふーん。これがお前の言うてた女か?意外やわ。清楚系美人が好きなんやなぁ。へー。」
突然声を上げた金髪の男に不快感を抱く。
「クソ先輩うるさいし、失礼です。…あんた自分がどこで倒れてはったんか知っとります?」
「いえ、何も」
金髪の男を押しのけて私の前に顔出した紫の男。なんだか知っている霊力を感じて自然と緊張感がほぐれる。
「そっすか。あんたこの街の門の壁んとこで血まみれだったんですよ」
「そうそう。そんで俺とこいつで君をここまで運んできたっちゅーわけ」
「…この人は女遊びをしていてたまたま一緒に居合わせただけっす」
「ばか!それ言ったら好感度だだ下がりやん…」
「それでは…お二人が助けてくださったんですね。ありがとうございます。」
私はペコリと首を垂れた。
なるほど。
だから霊力を知っていたのか。
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ふてんにぶおんぷ(プロフ) - にゃーめーさん» 更新遅いかわりに、面白い話を書けるように努力しますね！応援ありがとうございます。 (2020年1月26日 4時) (
レス) id: 0e632219f8 (このIDを非表示/違反報告)
ふてんにぶおんぷ(プロフ) - しおりんさん» ありがとうございます！ (2020年1月26日 4時) (レス) id: 0e632219f8 (このIDを非表示/違反報告)
にゃーめー - 更新遅くても楽しみです！ (2020年1月25日 11時) (レス) id: 4729c1ad64 (このIDを非表示/違反報告)
しおりん - 楽しみにしてます♪ (2020年1月24日 16時) (レス) id: 527cd6ca75 (このIDを非表示/違反報告)
ふてんにぶおんぷ(プロフ) - しおりんさん» 良かったです！更新カメ並ですが、よろしくお願いします。そろそろ夢主が皆と打ち解けれたらいいなあって感じです！更新頑張ります。 (2020年1月22日 15時) (レス) id: 40d3b7f392 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ふてんにぶおんぷ | 作成日時：2020年1月4日 14時
