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鬱side
「へぇ…ところでツバキちゃん。ツバキちゃんの好物って何なの?」
「私…ですか?…お母さんがよく作ってくれたポトフですかね」
「わん!!」
うわー…もう最悪や。
せっかくゾムとかショッピ押しのけてツバキちゃん呼ぶ係になったのに…このクソ犬…シャオちゃん邪魔すぎい。
何度かツバキちゃんの横にくっついて歩こうとするも、間にシャオ丸(笑)が無理矢理入ってきて、ツバキちゃんに近づけへん。
この間に椿ちゃんとめっちゃ仲良くなるつもりだったのに!!そうおらへんでこんな美人。
「あー!!そうだ。ちょっと失礼」
「え…なんですか?」
俺は隙を見て彼女の手首に触れる。
シャロンが飛びかかる前には、ぱっと手を話した。
「体調大丈夫かなぁ?と思って。ちょっと顔色が悪かったからさ。でも脈は大丈夫そうだったよ」
「はあ…?ありがとうございます」
まぁ、嘘なんやけどね。
俺が能力を使ってツバキちゃんの心を見た。
…マジか。
どうやらツバキちゃんは俺を含むここの人間に良い感情はないらしい。
おかしいなぁ、普通の女は城に入ることだけでも喜ぶのに。
「お、鬱先生やん!!遅いからみんな心配しとるで？お前が早速女に手出してるんじゃないかって」
「お、コネシマ ！って誰が手出すか！」
ちらりとツバキちゃんの方を見ると少し引いた目をしていた。
「ちゃうねん！ツバキちゃん。俺そんな下心…」
「はーい。俺見たで!鬱先生がやらしー顔してツバキさんの手え握っとるとこ」
「は!?」
「え…?シャオ丸?」
突然そう声が上がって振り返れば人間の姿に戻ったシャオロンがいた。
「ほらみぃ、やっぱ鬱先生…てかシャオ丸って何なん？めっちゃおもろいわ」
「うるせぇチワワ。むしろツバキさんと仲良くなれたからええんや。鬱先生とは違ってなぁ」
シャオロンの姿に驚いたままのツバキちゃんの肩に腕を回してそうドヤ顔でほざくシャオちゃん。
ほら、ツバキちゃんだって嫌そうな顔しとるやん。
「んふふ、もう俺ら仲良しやもんなあー！あ、俺シャオロンって言うんよ。シャオ丸とかいうのもう禁止な！シャオロンやから！よろしくう」
「よろしくう...?」
あいつ…今度椅子にブーブークッション仕込んだろ。
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ふてんにぶおんぷ(プロフ) - にゃーめーさん» 更新遅いかわりに、面白い話を書けるように努力しますね！応援ありがとうございます。 (2020年1月26日 4時) (
レス) id: 0e632219f8 (このIDを非表示/違反報告)
ふてんにぶおんぷ(プロフ) - しおりんさん» ありがとうございます！ (2020年1月26日 4時) (レス) id: 0e632219f8 (このIDを非表示/違反報告)
にゃーめー - 更新遅くても楽しみです！ (2020年1月25日 11時) (レス) id: 4729c1ad64 (このIDを非表示/違反報告)
しおりん - 楽しみにしてます♪ (2020年1月24日 16時) (レス) id: 527cd6ca75 (このIDを非表示/違反報告)
ふてんにぶおんぷ(プロフ) - しおりんさん» 良かったです！更新カメ並ですが、よろしくお願いします。そろそろ夢主が皆と打ち解けれたらいいなあって感じです！更新頑張ります。 (2020年1月22日 15時) (レス) id: 40d3b7f392 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ふてんにぶおんぷ | 作成日時：2020年1月4日 14時
