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「ふふふ、くすぐったいから、やめてよ」
私が笑うと、子犬のしっぽ振った。
そして子犬とは思えないほどの跳躍で、机の上に上ると花瓶に入っていたバラの花を咥えた。
「だめよ!!バラは棘が危ないんだから！」
それでも子犬は咥えたまま私のもとに戻ってきて、座っていた私の髪の毛に刺した。
もちろんすぐ落ちてしまったが。
「何?髪飾りにしたらいいの?」
「わん!!」
「わかった。ありがとう。似合ってるかしら？」
そう言ってもう一度撫でてやれば、甘えるような声をあげて私の膝の上に座りこむ。
コンコン!!
扉が元気よく叩かれる。
「こんにちは〜!!夕食の時間になったんで、呼びにきました。よければ一緒にご飯食べましょう!!あ、まだ病み上がりでしんどいんやったら無理しなくてもいいですけど…」
私が子犬を抱いて扉を開けると、そこにはいつか見たスーツを着たメガネの男が立っていた。
「いえ、ご一緒させてください」
「ほんま!!あ、俺、鬱っていいますう。鬱先生とか、大先生とかまぁ好きなように呼んでな!じゃあ早速行こう…で」
しばらくの鬱先生は私の腕の中の子犬と見つめ合ったまま動かなくなった。
「え…ちょ待って、なにそれ、ごっつぅーおもろいねんけど」
「え?」
かと思えば急に笑い出した。なんだろう、私の花が変なのかな?
「いやあ、めっちゃ可愛らしい姿で何しとんの、シャオちゃ…」
「わん!!」
ガブッ
「痛、いったあ！…何してくれるん!?」
「グルルル、ガゥ。」
急に私の腕から飛び出した子犬は何のためらいもなく鬱先生の腕に噛み付いた。
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ふてんにぶおんぷ(プロフ) - にゃーめーさん» 更新遅いかわりに、面白い話を書けるように努力しますね！応援ありがとうございます。 (2020年1月26日 4時) (
レス) id: 0e632219f8 (このIDを非表示/違反報告)
ふてんにぶおんぷ(プロフ) - しおりんさん» ありがとうございます！ (2020年1月26日 4時) (レス) id: 0e632219f8 (このIDを非表示/違反報告)
にゃーめー - 更新遅くても楽しみです！ (2020年1月25日 11時) (レス) id: 4729c1ad64 (このIDを非表示/違反報告)
しおりん - 楽しみにしてます♪ (2020年1月24日 16時) (レス) id: 527cd6ca75 (このIDを非表示/違反報告)
ふてんにぶおんぷ(プロフ) - しおりんさん» 良かったです！更新カメ並ですが、よろしくお願いします。そろそろ夢主が皆と打ち解けれたらいいなあって感じです！更新頑張ります。 (2020年1月22日 15時) (レス) id: 40d3b7f392 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ふてんにぶおんぷ | 作成日時：2020年1月4日 14時
