心が１個 ページ2
『ッマ…シッマ…シッマ？』
チャイムの音とともに聞こえてくる聞きなれた声。
kn「んぁ…なんや…」
『お昼だよ！食堂に行かなくていいの？うどん、なくなるよ』
うどん…うど、ん…
kn「あかん！うどんや！」
Aをおいて一目散に食堂へと走る。
『ちょ、シッマ！！』
愛しのうどん。
最近うどんに凝りだしてよく食べている。
うちの高校の食堂は二階。俺らの教室は四階。
そう。走らないと間に合わない。うどんは人気メニューやからすぐなくなる。
kn「おばちゃん、うどんまだある！？」
「あぁ、こがねくん。来ると思って一つ、残してたよ。ほら。」
kn「ありがと！」
食堂のおばちゃんからうどんを受け取る。
よくみれば俺の大好きなうどん。
半熟卵がのって天かすが少し、ネギが少し。これが大好きなんや。
「こがねくん、Aちゃんは？いつも一緒にいるでしょ？」
kn「あ…おいてきてもうたわ…」
まあいいか
あいつのことやし俺を探して一緒に飯食うやろ。
いい席を探して二人分の席をいつものようにとる。
うどんを机に置いて水を二人分用意する。
「おい、水嶋。お前彼女は？おらんやん。いつもラブラブのくせに」
肘で俺をつつきながらひやかす同級生。
kn「うっさいわ。後から来るわ。あとラブラブちゃうからな。幼馴染の腐れ縁や。
昔からのくせやねん。あいつの分用意して、してもらって、ってするのが。」
「ほんと、これで付き合ってないのが不思議やわ。…あ、来たで。たのしんでな」
『ちょ、シッマ速いって…お弁当崩れちゃうじゃん！』
kn「ほら、さっさと食うぞ。」
『本当、せっかちだよね相変わらず。』
kn「俺はこれでいいねん。これが俺なんや。」
そんな他愛のない話をしてご飯を食べる。
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ぜろ(プロフ) - クロノスさん» うわん…ありがとうございます。クズシマちょっと笑っちゃいましたｗ (2020年1月24日 14時) (
レス) id: 245f42d98f (このIDを非表示/違反報告)
クロノス - よかったですわ マジで （タイトルのとこのコネシマ の英語『クズシマ』と読んだなんて言えない、、） (2020年1月12日 4時) (レス) id: 25a024680a (このIDを非表示/違反報告)
ぜろ(プロフ) - 無色さん» コメントありがとうございますぅうう( ;∀;)二人ともＥＮＤ１では幸せな…はず！です(´・ω・) (2019年12月15日 17時) (レス) id: 245f42d98f (このIDを非表示/違反報告)
無色 - すごいいい話でした！軽く泣きかけました(￣▽￣;)二人とも幸せになっているといいな（´・ω・｀） (2019年12月13日 15時) (レス) id: 3580e498d4 (このIDを非表示/違反報告)
ぜろ(プロフ) - 美希さん» このお話のシッマさん、過去には心あったっていう設定なんです！ここから少しずつタイトルの意味、分かっていくので！！！！楽しみにしていてください！美希さん、コメントありがとうございます！ (2019年2月7日 14時) (レス) id: aa0aa3566b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぜろ | 作成日時：2018年11月4日 22時
