望月さん ページ36
「今回のはAさんとの話ってよりは、俺個人の話になるかもしれないけどさ。まあ頼む聞いてくれよ。
この前天童さんに彼女できた事件を知られちゃってさ、なぜかAさんが彼女だって特定されてたわけ。天童さんゲスモンそこで発揮しちゃう？すごいね。
でまあ、話戻すわ。そんなAさんが体育館に遊びに来てくれたんだよね。遊びっつっても休憩の時にチラッとね。
「あ、Aちゃん！」
「あ、天童先輩！こんにちわ！」
まあいつの間にか仲良くなってるんですよ。俺もびっくりしたよね。まあ彼女も天童さんも(？)フレンドリーだから。わからなくもない。
「お、宮下じゃないか」
「わ、大平先輩も！お疲れ様です」
そしたらまさか大平さんとも知り合いだったわけ。びっくりじゃん？委員会一緒なんだって。で、大平さん経由で山形さんと牛島さんとも割と仲が良かったという事実。なにそれすごい。
「お前太一と付き合ってんだってな。言えよ」
「えーちゃんに言う必要ないかなって」
「んだとコラ」
そして瀬見さんとはまさかの幼馴染とか！幼稚園の時知り合ったとか！なにその盛り盛りの設定。てか「えーちゃん」？可愛いかよオイ。
「え、そうなんですかAさん！」
「そうなの工。太一君取らないでね」
「と、取……？ハ、ハイっ！」
おっとー、五色お前もか。お前は何で彼女と知り合いなの？え、たまたま廊下で荷物落としたら拾ってもらった？何それ可愛い。てか、よくわからないとこで返事をしないの。
……で、だよ？白布とも中学一緒の仲じゃん？この子すごくない？バレー部スタメンの中で顔広くね？え、俺びっくり！
そしてね
「おう、Aか」
「あ、おじーちゃん！」
え、鷲匠監と……おじーちゃんんんんんんんんんんんんんんん！？
・
……っていう夢を見た」
「太一、今お前のセリフどこからどこまで？」
「最初の “ 「 ” から」
「長えよ、そして夢オチかよ」
白布、最後まで聞いてくれてありがと。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 213人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
花見っ子(プロフ) - 黒アゲハさん» 嬉しい！あざす！！ (2020年12月6日 23時) (
レス) id: 20bc02c642 (このIDを非表示/違反報告)
黒アゲハ - 最高！！です！！(語彙力低下) (2020年3月8日 11時) (レス) id: e50eb8517a (このIDを非表示/違反報告)
花見っ子(プロフ) - 柚子胡椒さん» コメントありがとうございます。おかげさまで完結です……読んでくれて嬉しいです。 (2019年3月30日 20時) (レス) id: e5466e3cbf (このIDを非表示/違反報告)
柚子胡椒 - 太一ッッ！！！もう、やばい。ヤバい(語彙力) こういう話大好きです！更新お疲れさまでした！もう、文章が綺麗すぎて…自分の名前出てきた時はハウッてなりましたね。はい。夢主ちゃんと太一可愛すぎて…白布が苦労するのも分かるわ…(笑) (2019年3月29日 22時) (レス) id: 28791102e9 (このIDを非表示/違反報告)
花見っ子(プロフ) - Zeroさん» コメント感謝です。太一素敵ですよね…… (2019年2月10日 14時) (レス) id: e5466e3cbf (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：花見っ子 | 作成日時：2018年9月15日 21時
