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「……」



口から言葉が出なかった。

だって、羨ましがっていた笑顔が、自分に向けられていたものだったなんて。

でも、どーりで。

だって谷地さん、私の名前知ってたもん。私が教えたわけでもないのに。



「それに、お前の話でいけば、やっぱり俺が好きなのってお前だろ」

「へ⁉」

「だって “ あんな笑顔 ” 向けてたの、ある意味お前なんだから」



恥ずかしくて、俯いていた顔を

恐る恐るあげて見えたのは



「俺、やっぱお前のこと好きだ」



あの、優しい優しい

私が大好きな人の笑う顔だった。

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花見っ子(プロフ) - 茜さん» おぉぉぉ……コメントすごい嬉しいです!こちらこそありがとうございます! (2018年7月28日 8時) (レス) id: e5466e3cbf (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - めっちゃキュンキュン&感動しました!影山も国見も可愛い!素敵な作品をありがとうございました。 (2018年7月27日 13時) (レス) id: d3f8aa2276 (このIDを非表示/違反報告)
花見っ子(プロフ) - パン太さん» すごく嬉しいです!そんな風に言っていただけるなんて……!ありがとうございます! (2018年3月3日 20時) (レス) id: e5466e3cbf (このIDを非表示/違反報告)
パン太 - 初コメ失礼します!影山良いですよね!それをこんな風に書く作者様すごいです!更新楽しみにしてます! (2018年3月3日 14時) (レス) id: bb00c04974 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:花見っ子 | 作成日時:2018年2月3日 19時

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