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「……え?」
情けない私の声が自分の耳に届く。
え、彼女じゃない?
じゃあ、なんて……
「Aっ!」
私の名前を呼ぶ声に、ハッと我にかえる。
声のした方を向くと、こっちに向かって走ってくる英と……影山。
その姿を見た瞬間
「影山君っ」
隣の女の子が声をあげた。
「谷地さん、なんかすいません」
谷地さん、と呼ばれた子は、そんな事どうでもいいとでもいう風に、必死な目を私に向けて
「かっ、烏野高校1年の谷地仁花です!バレー部のマネージャーしてて、影山君とは部活仲間です、紛らわしい事してすいません!」
……え、マネージャー?
全部、私の勘違い?
混乱したまま英を見ると、目があって。
うん、と軽くうなづかれた。
そう言えばさっき、影山達と会う前に『隣にいた子なんだけど』って言ってたな。
……もしかして、これのこと?
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花見っ子(プロフ) - 茜さん» おぉぉぉ……コメントすごい嬉しいです!こちらこそありがとうございます! (2018年7月28日 8時) (レス) id: e5466e3cbf (このIDを非表示/違反報告)
茜(プロフ) - めっちゃキュンキュン&感動しました!影山も国見も可愛い!素敵な作品をありがとうございました。 (2018年7月27日 13時) (レス) id: d3f8aa2276 (このIDを非表示/違反報告)
花見っ子(プロフ) - パン太さん» すごく嬉しいです!そんな風に言っていただけるなんて……!ありがとうございます! (2018年3月3日 20時) (レス) id: e5466e3cbf (このIDを非表示/違反報告)
パン太 - 初コメ失礼します!影山良いですよね!それをこんな風に書く作者様すごいです!更新楽しみにしてます! (2018年3月3日 14時) (レス) id: bb00c04974 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:花見っ子 | 作成日時:2018年2月3日 19時