甘党VS辛党【菅原孝支】

じゅーさーん ページ13

「スガ、塩ちょーだい早くっ」

「持ってないべ！」

「なんで！」

「むしろ学校に持って来てたら変だろ」



ナメクジさんが、こんにちは。

塩を撒こうとしたら、塩が来ません。

敵に塩を送れよ、スガさんよ。
※意味が違う



「もう、お前のチョコシロップでいーかな」

「何言ってんの⁉」



何もよくないよ⁉

むしろ最悪だよ⁉



「バカでしょ！バカだね！バーカ！」

「そんなにバカバカ言うなよ」

「てか、スガの七味唐辛子は？」

「……バカじゃねーの⁉何言ってんだ！」



ダメだ、永遠にナメクジ退治は出来ない。

あぁ、少しずつ奴は動いているっ……！



「うーん……じゃあドリンクの粉でいーかな」

「よき」



なんとか意見一致。

さて、待ってろナメクジさんよ！



「……何、してるの？」

「わぁ……潔子ちゃ……ん」

「よう、清水……ごめんなさい」



怒られちゃった ( ；∀；)
※当たり前です






(大地……)

(なんだよ旭)

(スガ達にとって、塩を学校に持って来るのは変だけど、七味唐辛子とチョコシロップは普通なのかな……)

(……)

(返事して⁉)



(ゥォオオオ！大地さん！ナメクジが鞄に！)

(……頑張れ)

(ちなみに大地さんの鞄っス！)

(早く言えっ！)

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