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「おぉ……ここは何処だ?」
見事なフラグ回収である。日向の前には当たり前だが見知らぬ風景が広がっており、(自覚は無くとも)すっかり立派な迷子である。しかし当の本人は全く気にしていない。それどころか好奇心旺盛に、対向道路の公園に入っていった。おいこら待て、帰ってこい。
そこは割と大きな公園だった。中にはいくつかベンチやブランコ、滑り台、その他諸々。公園の定番処が揃っている。しかし偶々か子供は、というか人があまりいなかった。いるのは1人、日向と同じ年代と思われる男子のみ。
(あいつ、何してんだろ?1人で座ってぼーっとしてるし……)
コミュ力の化身のような日向でも、さすがに見知らぬ土地の見知らぬ人には話しかけることはしなかった。
ふと、日向の視線が少年の足元に向けられる。
瞬間、日向の目は輝きだした。
「バレーボールっ!」
「!?」
……前言撤回。
元気いっぱい話しかけたのだった。
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花見っ子(プロフ) - 壊れた音楽家さん» 本当にコメント嬉しいです。第一に作品に対して感想を持ってもらえてよかった、なんて思ってます。それこそ次回作も、ご期待に添えるかはわかりませんが、自分なりに工夫はしますので、気が向いたらまたよろしくお願いします。ありがとうございました。 (2019年5月21日 22時) (レス) id: e5466e3cbf (このIDを非表示/違反報告)
花見っ子(プロフ) - 川子さん» 素敵なんて言ってもらえてまずそこが嬉しいです。勿論読んでもらえたこととか、コメントもらえた事にも感謝しているんですが。初の試みだったので反応を頂けると有り難い。川子さんがもし復帰して、もし作品書くことがあるなら教えてください。 (2019年5月21日 22時) (レス) id: e5466e3cbf (このIDを非表示/違反報告)
壊れた音楽家 - 先ずは作者さん。素敵な作品をありがとうございます。読んでいて凄く感動しました。本を読んで泣いたのは久しぶりです。この作品を読んで俺は部活にもう一度復帰しようかなと思えました。本当にありがとうございました。花見っ子様の次回作に期待しております。 (2019年5月21日 19時) (レス) id: b9c431de9a (このIDを非表示/違反報告)
川子 - 純文学に面白味を感じ、何年も前に辞めてしまったこのサイトには戻れないと確信してたのですが、この小説を見てあの時を思い出し、男主の過去のシーンにやられ、うるりときました。素敵な作品をありがとう。 (2019年5月21日 1時) (レス) id: b77960c3dd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:花見っ子 | 作成日時:2019年5月19日 17時