【四天王】ヤンキーボーイ・ヤンキーガール。8 ページ37
もしかして…
期待しても大丈夫かな。
不安が胸をよぎる。
でも、ちゃんと約束守ってくれたんだ。
汚ち果てたヤンキーの中から出てきた四人の男。
次の瞬間、私は大粒の涙が溢れ出した。
貴方「ジェダイト…
ネフライト…
ゾイサイト…
クンツァイト…!」
助けてくれた嬉しさと罪悪感が混ざった。
ジェダイト「……大丈夫。もう一人になんかさせないからな……」ｷﾞｭｯ
ジェダイトはバットを置いて私を優しく抱きしめた。
貴方「…私、もう一度人を信じてもいい…?」
孤独すぎる自分に耐えられなかった。
過去の恨みだけで生きていた。
でも、伝わった。
私を一人にしないと誓ってくれた彼達の答えに裏切りを見せてはならない。
だって、凄く大好きだもん。
ネフライト「…泣きたい時は泣いていいんだぞ…?」
優しく微笑みかけてくれたネフライトの笑顔に私の心臓はドクンと打ち上げられた。
貴方「…!べっ別に泣きたいなんて思ってねぇし!!」
そう強がった。
素直になれないまま。
誠実なまま。
貴方「……嘘。泣きたいっ…よぉ…!!」
私はジェダイトの袖を握って大泣きした。
でもジェダイトは優しく頭を撫でてくれた。
ジェダイト「大丈夫、俺がやっつける。」
貴方「……!!…うんっ…!!」
私は涙を拭って隠した。
貴方「助けてっ…!」
初めて出会った時のように弱々しい声で。
クンツァイト「ああ、勿論。」
妖しく笑う彼等に未練はない。
いつでも死ぬ覚悟は出来ている。
それを私が引き継ぐんだ。
ー…
『クンツァイト』
俺は不覚にもドキリとした。
あんな弱い目で見られたのもあるが、俺は何がなんでも(人1)を守る。
さっき須佐に押し倒された時、(人1)の目は初めて会った時のようで、
少し焦った。
だけど、須佐にキスを迫られて怯えている彼女を見ていると何だかいても立ってもいられなくて、
扉を開けてしまった。
(人1)に夥しい目をさせた奴は成敗してやる。
お前の願い、叶えたいからな……
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雪 - ゾイサイトでも書いて。もちろんちゃんとした男バージョンで (2020年4月22日 23時) (
レス) id: b0b9678a53 (このIDを非表示/違反報告)
ふりかけカスタード - 次回は前世ネタすら無いかも。 (2016年6月24日 21時) (レス) id: 6cb576d6d9 (このIDを非表示/違反報告)
ふりかけカスタード - 四つ葉さん» リクありがとうございます!!作中の『黒姫幻』を完結させて次第作らせていただきます!私もゾイサイト押しです(笑) (2016年3月12日 20時) (レス) id: 7574a39c02 (このIDを非表示/違反報告)
四つ葉 - 凄く面白いです！私はゾイサイト推しなんですけれど、ゾイサイトが猫になる話があったらなぁ〜と思います。 （勝手なリクすみませんm（_ _）m） 更新、楽しみです♪ (2016年3月12日 11時) (レス) id: 3bf5a0edb0 (このIDを非表示/違反報告)
ふりかけカスタード - あ、いい忘れた。『スモール・レディ』もありました。ちなみにスモール・レディも売り切れてました。全種類コンプ出来るかは定かじゃないんだよなぁ…。それにしてもセラムンキャラの生誕祭でもやるかな…(個人で寂しく)← (2016年3月11日 22時) (レス) id: 7574a39c02 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ふりかけカスタード | 作成日時：2016年1月26日 22時
