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独りぼっちは悲しいもん。 lk[疲労] ページ37

皆(俺)が大好きルークだょ!!!!!!!
お前(疲労)ほんとシリアスしか書かねえな!!!!!!!!

*
お題
ルークは、馬鹿みたいだと自分に呆れながら最後の嘘をつきました。
それはたぶん最低の嘘でした。
「まだ一人で生きていける」と。
・・・どうしようもないな
*

 目を覚まして真っ先に目に入ったのは窓から見える月だった。昼、もう俺の私室と化している図書室にて読書を嗜んでいたのだが、窓から差し込む暖かい日差しに眠気を誘われたのはきちんと覚えていた。まあそこからの記憶がないので見事に眠り込んだのはわかる。
 完全に脳が覚醒したところで、机上を確認した。そこには、「勉強のしすぎはよくない」と書かれた紙と、ラップがかけられたおそらくもう冷えているであろう食事の姿があった。兄の翠がもってきたのは、このメモの拙い字面からすぐに理解できた。

 唐突だが、俺、ルークは親にほぼ育児を放棄されている。

 本来ならば食事は家族団欒、仲凄まじく行うべきものであると俺は仮定する。確信的でないのは人格が完成されていない、幼少期(と言っても三歳くらい)までしか親と食事していないからだ。当然その時の記憶を小さな脳に叩き込める訳もなく、すべてを強制的に抹消された後の現在。兄は「お母さんは作るけど、持っていかないだけ。」と話すものの、味、見た目が不安定なうえに兄の指に切り傷が出来たことから、俺の食物関係は兄が管理してくれているのだろう。本当に、いい兄を持てた。
 親が俺にすることと言えばやはり暴力か。目に入らなければ振るわれることもないので、基本誰も利用しない図書室に籠っている。自室だってきちんとあるのだが、父親が内緒で女を連れ込むことがあり、換気もしないため到底入れたものではない。母はこの事に気づいている癖に父親の財産が目当てなため全くと言っていいほど興味を示さない。こんな家庭に生まれた俺だが、別に何も可笑しい人間ではない。ほかの人間よりも早く人格が完成しただけだ。それなのに、両親は気味悪がった。なぜだ?お前らの方がよっぽど頭がおかしい。
 別に、寂しいなんて微塵も思わない。
 兄が居れば、もう寂しくない。

*
 俺が図書室にいると突然石が窓に当たった。何事かと外を見れば、近所の子供らがわざと投げてきたようだった。別に小さいものだから、無視しても大丈夫だろう。

 そう思ったのも束の間。窓ガラスはかなり大きな音を立てて割れた。

 窓の外には、兄の姿も在った

*
つづく

つづき→←1日  sg【ぬるま】


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疲労少女(プロフ) - ハテナ氏参加草(いいぞもっとやれ) (2018年10月24日 7時) (レス) id: 863c6516a6 (このIDを非表示/違反報告)
疲労少女(プロフ) - ぬるまさん» いえ、私が変な時間に更新してしまうのが悪かったんです。罪悪感を抱かさせてしまい申し訳ございません。 (2018年10月22日 19時) (レス) id: 863c6516a6 (このIDを非表示/違反報告)
疲労少女(プロフ) - (名前)おにまるさん» そうです…拡散希望タグつけていただきたい…なるべく画面付きで… (2018年10月22日 19時) (レス) id: 863c6516a6 (このIDを非表示/違反報告)
ぬるま(プロフ) - えっ…消えてたんですか…すみません…!! (2018年10月22日 19時) (レス) id: c3be218803 (このIDを非表示/違反報告)
(名前)おにまる(プロフ) - え?疲労氏某アプリってあれの事ですか? (2018年10月22日 19時) (レス) id: 171c5edbad (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:我ファンズッ友同盟占ツク係 x他5人 | 作成日時:2018年8月28日 22時

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