二度目の告白 susg[疲労] ページ35
お前なんか悲しいの書き過ぎじゃね?と我の第二の私(?)が言ってきたような感覚がしなくもなかったのでひたすらほのぼのさせます。ラヴラヴさせます。
*
お題
臆病な誰かへ、祈りを囁いた。
「この想いは君が作ったんだよ」と
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初め出会ったのは、比較的体調を崩しやすい夏から秋にかけての季節だった。当時、薬局で仕事をしていた私が、見事に体調を崩した彼の薬を処方したのが一昨年。
まだあの頃はどちらも顔を覚えそう、みたいな感覚で、特にお互いを気に留めてなどいなかった。
彼が何かと理由をつけて薬局にくるようになったのが去年の春。私から「よく会いますね」と声をかけたのが始まりだった。彼は照れくさそうに微笑みながら「貴女と友達になってみたくて。」と非常に恥ずかしいことを言っていた。あの発言はいつ聞いても爆笑モノである。そこからはお互いに『友達』という意識が強まり、よく遊びに出かけるようになった。
彼と付き合うようになったのはつい半年前。実は私が想いを自覚したのは其の時だったりする。ぎこちなく手を握ってきて目を合わせてから言われたのだから惚れないわけがない。返事はもちろんOKで、私達のお付き合いはそこから始まった。
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彼女は、どこか余裕がある。
自分が臆病なだけかもしれないが、それでもどこか大人ってやつを感じさせる彼女に見事に一目ぼれした自分が付き合えたのはどれほどの強運かと思ってしまった。付き合ったときはどちらもまだ友達感覚っが抜けておらず、少し親友感があった。でも今はきちんと想いを伝えあってるし、遊びだったものはデートへと進化した。
そのデートで、俺は二度目の告白をする。一度目なんかより、もっと、深い言葉を。
だから今、しぐれと目を合わせているのに…
言葉が出てこない…!!!
何故だ、脳内では数百回と練習した上、実際口にしたのも数十回。なのに何故だ
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彼が目の前で百面相している様子をどんな気持ちで眺めればいいのか。言ってしまうと、彼が今から言う言葉は大体わかる。臆病な彼のことだ。言葉が出てこないだけだろう。だから私から言ってあげよう。
臆病な彼は、あの時告白を頑張った。そのお返しをしてあげようか。
この想いは、君が作ったんだよ、曹。
「――――――――――」
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ほのぼのってむずかちぃ
- 金 運: ★☆☆☆☆
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疲労少女(プロフ) - ハテナ氏参加草(いいぞもっとやれ) (2018年10月24日 7時) (レス) id: 863c6516a6 (このIDを非表示/違反報告)
疲労少女(プロフ) - ぬるまさん» いえ、私が変な時間に更新してしまうのが悪かったんです。罪悪感を抱かさせてしまい申し訳ございません。 (2018年10月22日 19時) (レス) id: 863c6516a6 (このIDを非表示/違反報告)
疲労少女(プロフ) - (名前)おにまるさん» そうです…拡散希望タグつけていただきたい…なるべく画面付きで… (2018年10月22日 19時) (レス) id: 863c6516a6 (このIDを非表示/違反報告)
ぬるま(プロフ) - えっ…消えてたんですか…すみません…!! (2018年10月22日 19時) (レス) id: c3be218803 (このIDを非表示/違反報告)
(名前)おにまる(プロフ) - え?疲労氏某アプリってあれの事ですか? (2018年10月22日 19時) (レス) id: 171c5edbad (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:我ファンズッ友同盟占ツク係 x他5人 | 作成日時:2018年8月28日 22時