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4話 ページ4

「じゃあ賢志郎そんはそこの椅子で待っててくださいね」

「分かりました」

「Aさんもう敬語やめませんか?」

「え?」

「だってもう敬語なんて間柄じゃないんですから」

「あ、そうですね…じゃなくてそうだね!」

「言ってる側から」

そう言って賢志郎さんは笑った

「そういえば自分の相方、昔プロの料理人ですごい料理上手いんよ」

「え?そうなんですか!プロだなんて凄いですね!」

「たまに家とかで食べさせて貰うねんけどホンマに美味しいんよ」

「それじゃあ私の料理下手っぴに感じるかも…」

なんて笑っていると1つ疑問が浮かび上がった

…相方?

普通友達のことを相方なんて言う人は知らない

「ごめんAさんお茶貰っていい?」

「あ!お茶も出せずにごめんなさい、冷蔵庫にあるから勝手に飲んでいいよ」

「大丈夫やで、じゃあ貰うな」

自分は気になったことを素直に聞いた

「賢志郎さん、相方ってお友達ですか?」

「相方は相方やん」

いまいちピンと来ない

「…?」

「俺、漫才師やねん」

「え………ぇぇえええ!?」

驚いた自分は思わず叫んでしまった

「そこまで驚かれると自分のこと知らんかったみたいやなぁ…でもまだまだ頑張らなあかんから知らない人がいるのも当たり前か」

「いや、自分あまりテレビ見ていなくて…」

「そうなんやね」

そう言って笑って賢志郎さんはお茶を飲んだ

「和牛って名前で漫才師やってる川西賢志郎です、以後お見知り置きを」

「またテレビで見てみます」

「うん頼んだわ」

そう言って戻ろうとする賢志郎さんに、声をかけた

「賢志郎さん、今日メガネかけてないんですね」

「ん?あーメガネはたまにしかかけへんのよ」

「メガネかけてる時もかっこいいですけとかけてない時もかっこいいですね!」

「…あ、ありがとう」

賢志郎さんは顔を少し赤くしてふいっと顔を背けて戻って言った


照れた…?


「照れた…?」

思わず声に出てしまった

「照れてへんよ!あーご飯まだかなぁーお腹すいたなぁー」

「あ、そうだった!もう少し待ってくださいね!」

「嘘やで、ゆっくりでええから落ち着いてな」

「はーいお母さん」

「誰がお母さんやねん」

「えへへ」

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(プロフ) - あんみつさん» コメントありがとうございます!これからはすれ違わさせたりしてもっとありきたりなっちゃうかもしれませんが読んでいただけると嬉しいです笑 (2020年4月10日 17時) (レス) id: 7f4e365d9c (このIDを非表示/違反報告)
あんみつ - ありきたりだけど初々しいのが新鮮だわ笑 (2020年4月10日 17時) (レス) id: 1298649ce9 (このIDを非表示/違反報告)
- 。さん» すみません、自分も前々から作品を作っているもので、ルールは知っているのですが、今回フラグを外すのを忘れてしまっていたようです。次からはこのようなことがないように気を付けていきたいと思います。指摘ありがとうございました。 (2020年3月27日 20時) (レス) id: 8c2ad9c82c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2020年3月23日 8時

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