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重「よぉ！A！！！」
中「お、久々やなあ。」
小「Aくん……！？！！Aくんや！！！！」
神「久しぶり！」
『うん……』
�陝屬△譴覆鵑�A、痩せた？」
桐「ちゃんと食ってるか〜！？俺みたいに♪」
重「照史くんは食べ過ぎやって！」
桐「なんやとぉ！」
久々の大阪。
懐かしい面々がAくんを歓迎してくれます。
ですが当の本人は、どこか上の空。
それもそのはず……
中国から東京に戻る帰り際、
「中国公演が終わったら、本格的に中国でデビューしない？絶対人気出るわよ！」と王さんに言われていました。
東京に戻り、社長にこの事を話すと、
「いいじゃん！ユー、ピアニストになりたかったんでしょ？」
と意外にも大賛成。
そして、衝撃的なこともう1つ。
「あ、あと、それから。」
『…？』
「B.A.Dに、7WEST、BOYS。この中から、選抜して関西Jrから新しいグループをデビューさせようと思うんだ」
『……』
「これは絶対に口外禁止だからね、わかった？」
Aくんは、未だに「孤高のピアニスト」。
どこのグループにも属していませんでした。
「なんで俺に言うんやろ」、と心の中で思いながらも社長の言葉にゆっくり頷くAくん。
仲間達のデビューに彼は複雑な感情を抱いていました。
『当たり前に皆とデビュー出来るなんて思ってはいなかった。だけど、いざそれが現実になると、想像以上に刺さって。「あぁ、俺はずっとひとりなんや」って。』
某雑誌のインタビューでこう答えていたAくん。
心ここに在らずの理由は、そういうことでした。
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作者名：こぐま | 作成日時：2018年11月1日 22時
