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Aside
薄いカーテンの隙間から漏れる月明かりに照らされ
正常位で律動を繰り返す度に宙で揺れるネックレス
呆然とする頭でそれをぼんやり目で追っていれば
ぺちぺちと軽く頬を叩かれ、そこでようやく意識を取り戻した
前髪をかき上げ不満そうな顔をした昂秀と目が合う
昂秀「なんか余裕そうっすね?笑」
「…っぁ、待っ、」
昂秀「龍も構ってやってくださいよ」
繋がったままぐるんっ、と体勢をバックに変えられると
目の前には不貞腐れた顔の龍がいて
龍「見て、昂秀の大きくて気持ちいいって顔してる」
「そんなことなっ、」
昂秀「そんなことない?」
龍「まだへばんないでよ」
突然口内に龍の人差し指が突っ込まれ
半ば強引にこじ開けられると容赦なく侵入してくる質量
昂秀は昂秀で先程の私の発言が引っかかったらしく
腰を引き寄せ、ガツガツと乱暴に奥を突き上げてくる
前後から同時に与えられる快楽
龍「3好きじゃないとか言ってたくせに興 奮してんの?」
私の前髪を掴みながら挑発するような目で見下ろし
喉目掛けて何度も腰を打ち付けてくる龍
生理的な涙で視界が揺らぎ、苦しくて嘔吐きそう
普段のピュアで可愛い龍ちゃんはどこ
「…っぁ、そこ、っ…だめぇ、」
昂秀「ここ?」
支えるように下腹部に回されていた昂秀の手首を掴めば
そのまま片手を取られて引っ張られる
同時に男2人の相手をするこのプレイは
その分体力の消耗も激しいから正直苦手だったけど
「…っクセになりそ、」
龍「ほらこっちも忘れないで」
こうなれば色んな組み合わせで試してみたい
……気がしなくもない
.
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作者名:u | 作成日時:2021年9月4日 16時