常習 ページ19
山彰side
良い意味でも悪い意味でも大反響だった
例のマネブロが更新される、つい数時間前の出来事
陣「Aと樹がまだ来てへん」
らしく、ふと時計に視線を移せば集合時間ジャスト
海青「……ほんま俺があんだけ念押したってのに、」
山彰「何の話?」
海青「いや、昨日一緒に飲んでたんすけどね?」
昨晩の出来事を適当にさらっと説明し始める海青
……なるほどね。あの2人だと安易に想像出来るのがやだ
樹「すみません、遅れました」
そして約15分遅れでようやく到着した当事者2人
うん、後ろのお嬢さん手にコーヒー持ってんな?
この期に及んで隣のコンビニ寄ってきたのバレバレやぞ
陣「あんたらほんま何回やったら気済むねん」
「今年入ってまだ3回目ですよ」
陣「うん、実際は5な」
「人の遅刻回数いちいち記憶してるんですか」
陣「携帯にしっかり理由までメモしてあんねん」
LIKIYA「え、それはちょっと気持ち悪いね」
陣「……急にそっち側に回るのだけはやめてください」
リーダーによる説教タイム
少し離れた所で待機する俺達の耳にも薄ら聞こえてくるその内容に
思わず吹き出しそうになるのを必死に堪える
そもそもこれ説教なん?雑談?
拓磨「あ、撮られてる」
すんごい楽しそうな顔でカメラを構えるうちのマネージャー
山彰「悪いなぁ」
拓磨「マネブロ行き確定っすね」
山彰「たっくん、おにぎり食べないの」
拓磨「朝抜いて来ちゃったんで遅めのってことで」
山彰「下ネタ?」
人が叱られている姿ってどうしてこうも面白いのか
そしてどうしてこうもたっくんは可愛いのか
この2つをツマミにハイボール飲みたい切実に
.
1128人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「THERAMPAGE」関連の作品
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:u | 作成日時:2021年9月4日 16時