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健太side













「…っも、またいっちゃ、…ぁあ、ん、」


健太「なに俺の許可無く勝手にいってんの」







枕に顔を埋め、ビクンビクンと大袈裟に跳ねる
その綺麗な背中を指でなぞると情けない声が聞こえてくる


あれからもう何時間こうやって繋がっているだろう







健太「こっち向け」







中から自身を引き抜き、華奢な身体をトンッと押せば
気の抜けたように簡単に仰向けで倒れ込んだA


荒い呼吸を繰り返す彼女の左足を肩に担ぐと
前に全体重をかけ、奥の奥まで俺で埋めつくしてやる






「…ぅあ、ぁ、それきもち、」


健太「……もっときもちいいことしてあげる、」







そのまま両手を肌に這わせ、細い首まで持っていく

頸動脈を圧迫するように絞め付けていけば
その整った顔が苦しそうに歪んでいくのが堪らなく唆る







健太「クセになるでしょ」







所謂首絞め、脳の酸欠状態によって陥るこの感覚

危険な行為だと認識はしているものの
一度経験してしまえば中毒のように求めてしまう


そして同時に命を握っているという征服感に満たされていく







「…っぁ、は、けんたく、死んじゃ、」


健太「俺がちゃんと制御してあげるから安心して」







明日もライブだから支障来たさない程度にね







「もう健太くんとは当分しないから」


健太「えぇ、でも気持ちよかったでしょ」


健太「首絞めなんて他の誰もしてくれないだろうし」


「それとこれとは別」


健太「別なんだ」







事後、俺に背を向けてベッドに寝転がるAを
バックハグでぎゅぅと抱き締めれば一気に睡魔が襲ってくる







健太「またしようね」


「話聞いてました?」







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作者名:u | 作成日時:2021年9月4日 16時

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