天使先輩 ページ5
「Aちゃーん！チャニョルー！」
チャニョルと歩いているとミンソク先輩が後ろから走ってきた。
「僕も一緒にいくー♪」
私達の間に入って、二人の腕を掴んできた。
ミンソク先輩可愛いなぁ。
でもミンソク先輩はルンルンしているせいか、足どりがはやい。
私はついていけなかった。
「いたっ…」
「Aちゃん？あ、足怪我してたの？！ごめんねっ！」
心配したミンソク先輩はしゃがんで足をみる。
そんなに大した怪我ではないんだけどね。
「無理しないでAちゃん」
「あ、はい大丈夫ですっ」
ミンソク先輩が眉毛を八の字にして見上げた。
子犬みたいなその表情に思わず笑ってしまった。
すると、また後ろから
「あ、たくさんいるー」
この声はルハン先輩だ。
「こんにちは、ルハン先輩」
「やっほーどしたのシウちゃん」
「Aちゃん足怪我してるんだって」
「へ？なんで？」
そこで私は先輩二人にこうこう説明をした。
「そっかー。無理はしないで。来週の騎馬戦の練習までには治してね！」
心配してくれてるんだかなんなのか。
でも、なんだか嬉しかった。
「ほらーシウちゃんとチャニョル行くよー。Aゆっくりでいいから着替えてきな」
あれれ。やっぱり優しいみたい？
…こんなことならずっと怪我でもしてようかな。
着替えも終わらせて体育館に向かった。
みんな頑張ってるな〜。
…足を怪我しているから、できることなんてあまりなくて座っているだけ。
なんかしないと、でもなにかしようとすると
「Aちゃん座ってて、僕やるから！」
隣に座ってるミンソク先輩が言う。
「先輩にやらせるわけには…！」
「だめだよ！僕らの大事な天使なんだから！」
天使って…ミンソク先輩のほうが天使ですよ。
ミンソク先輩はなにか思いついたようにして、ルハン先輩のところにかけていった。
先輩二人がこっちを見てなにか喋ってる。
あ、戻ってきた。
「Aちゃん、今日は帰りなさい」
「はい？」
「ボール飛んできて悪化なんてしてほしくないし、なによりルハンが"僕の可愛いはずのAがなにもしてないと可愛くない。明日すぐ復帰してもらうから今日は先にあがっていいよー"って」
ルハン先輩？！
それ私のこと全然心配してないじゃん！
なんだよ！考えただけ損したじゃん！
遠くからルハン先輩を睨みつけてやった。
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るぅちゃん - 面白くて可愛い話をありがとうございます！更新ファイティンです(笑) (2014年2月26日 17時) (携帯から) (
レス) id: 60cecbbaa4 (このIDを非表示/違反報告)
フンハン信者ですｗ - 更新できるのなら、待ってます！＾＾ふぁいてぃん！☆ (2014年2月15日 3時) (レス) id: b8e38af7ff (このIDを非表示/違反報告)
どっぽ(プロフ) - ほのぎゅさん» 遅くなってごめんなさい＞＜ありがとうございます！ルハン先輩気に入っていただき嬉しいです；_；更新がんばりますね！ (2013年10月6日 16時) (レス) id: 21e746341a (このIDを非表示/違反報告)
どっぽ(プロフ) - サランさん» 遅くなってごめんなさい＞＜待っててくださり嬉しいかぎりです！(涙)更新がんばりますね！ (2013年10月6日 16時) (レス) id: 21e746341a (このIDを非表示/違反報告)
サラン(プロフ) - 更新楽しみに待ってました!!これからも楽しみにしてます (2013年10月6日 16時) (レス) id: 0235ec433e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：たまご | 作成日時：2013年6月18日 8時
