二位になって ページ29
「変わる、かもしれないじゃん！」
チャニョルはまだ私を見つめる。
「じゃあ…」
と、チャニョルが言いかけたとき
「あーお前らここにいたんだ！次二人三脚だよ！はよ行くぞ！」
チェンが息を切らしてる。
だいぶ探してくれたみたい。
「え、もう？！」
「もうやから！！もう招集かかってるからはよ！！」
チェンについて走って招集場所まで向かう。
結局チャニョルからはなにも聞けず…。
「あー！やっときたー！」
「ごめんっルナ！時計見てなくて、」
「でも間に合ってよかったよ！ジョンデありがと！」
「本当だよーそのぶんぜっったい一位取ったろな！！」
お互い準備をする。
「A、転ばんといてな？」
「今回はきっと大丈夫！」
「転びそうなったら、俺が支えるから！」
と言って、肩をぐいっと引き寄せられる。
力が強くてちょっと痛いけど、頼りになる。
「隊長っ一位とったらお願いだからね！」
「わかってる」
他のクラスだってもちろん気合が入ってる。
この競技はレースごとに走ってタイムで順位が決まる。
こけたりしたら話しにならない。
「あー！Aちゃんとチャニョルー！」
ミンソク先輩の声がした。
「ミンソク先輩っ！」
「頑張ってー！応援してるよー！ほらっルハン！Aちゃんたち！」
ミンソク先輩は手招きしてルハン先輩を呼んだ。
「…あっペアではないんだ」
ルハン先輩はなにかボソッと言った。
「Aーまた一位取れたらーご褒美あるから頑張ってね♪」
それってさっきの？！
だ、だだとしたらちょっと一位は…
あんなの心臓もたないから無理！！！
すると、ポンと頭に誰かの手がのった。
「Aは一位だめね」
チャニョルだ。
「だ、め？でも一位狙いで…」
「俺らが一位。Aらが二位。だめだよ一位は本当に」
笑ってなんかいない。
でも二位に合わせるタイムなんて難しいよ。
「じゃあ私達よりもチャニョルが速く走らないとねっ」
「わかってるよ！！そんなん！！」
今度は笑って返してくれる。
表情の浮き沈みが意外と激しいチャニョル。
「転ぶなよっ」
そう一言いってチャニョルとルナは自分のレーンに位置についた。
「チャニョルたちに勝つぞ！絶対！」
も、もちろんそうしたいんだけどね…
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るぅちゃん - 面白くて可愛い話をありがとうございます！更新ファイティンです(笑) (2014年2月26日 17時) (携帯から) (
レス) id: 60cecbbaa4 (このIDを非表示/違反報告)
フンハン信者ですｗ - 更新できるのなら、待ってます！＾＾ふぁいてぃん！☆ (2014年2月15日 3時) (レス) id: b8e38af7ff (このIDを非表示/違反報告)
どっぽ(プロフ) - ほのぎゅさん» 遅くなってごめんなさい＞＜ありがとうございます！ルハン先輩気に入っていただき嬉しいです；_；更新がんばりますね！ (2013年10月6日 16時) (レス) id: 21e746341a (このIDを非表示/違反報告)
どっぽ(プロフ) - サランさん» 遅くなってごめんなさい＞＜待っててくださり嬉しいかぎりです！(涙)更新がんばりますね！ (2013年10月6日 16時) (レス) id: 21e746341a (このIDを非表示/違反報告)
サラン(プロフ) - 更新楽しみに待ってました!!これからも楽しみにしてます (2013年10月6日 16時) (レス) id: 0235ec433e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：たまご | 作成日時：2013年6月18日 8時
