敗北からのキズナ (ページ9)

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7話ページ9

d国に行ったカノンがいない森では

ゾムside

ゾム｢カノン行ってもうたな｣

コネシマ｢ゾムはアイツのことどう思ってるんや？｣

ゾム｢カノンは元からあんな性格やしな。何にも変わってないわ｣

鬱｢優しすぎなんよカノンちゃんは｣

コネシマ｢優しすぎというかもっと憎んでもいいと思うんやけどな｣

ゾム｢ここに来た時に言ってたんやけど俺らの事が好きだから助けたいって｣

コネシマ｢それで助けるってどんなけお人好しやねん｣

鬱｢皆が揃ったらカノンちゃんはどうするんやろうか｣

ゾム｢戻って来て欲しいけど｣

鬱｢そうやね。僕も戻って来て欲しいわ｣

コネシマ｢それはカノンとグルッペンが決めることやろ｣

もし、全員が生きていて集まる事が出来たら国を作ることが出来たらカノンはまた、そばに居てくれるやろうか
傍で笑って、一緒に戦ってくれるやろうか
考えたって意味が無いのは分かってるんやけど、今度こそ
ちゃんと守りたいから

カノンがd国に行ってから3日が過ぎた

ゾム｢カノン遅いなぁ｣

鬱｢何かあったんかな？まだ気配とかもないから森にも入ってない感じやし｣

コネシマ｢あいつ、様子見だけって言ったのに｣

ゾム｢なんで無茶するんや｣

3人が家でそわそわしていると森に4人の気配が入ってきた

ゾム｢気配がする。4人の｣

鬱｢仲間を連れて帰ってきたか、もしくは｣

コネシマ｢敵か。でも多分やけど敵やない｣

3人は警戒しながらも外でその4人を待った