敗北からのキズナ (ページ6)

今日:6 hit、昨日:0 hit、合計:4,389 hit

4話ページ6

カノンside
森に入ったとき初めてコネシマが口を開いた

コネシマ｢おい、何処に連れて行くきや｣

カノン｢私の家。会わせたい人がいる｣

できるだけバレないように声を低くして答える。ずっと殺気がやばくてめっちゃ怖いだけど素直に着いてきているから一安心

私の家に着き2人を中に入れて縄を解きゾムがいる部屋に連れてきた

カノン｢この中にいるから入って。私はキッチンにいるから終わったら来て｣

そう言って2人を中に入れてからキッチンに向かう
部屋の中では3人の泣き声と嬉しいそうな声が聞こえてきた

私は4人分のご飯と2人の怪我を治す為の道具を用意しているとキッチンの方に凄い勢いで入ってきた

コネシマ｢ホンマにカノンか？ゾムが言っとたけど｣

鬱｢カノンちゃん？ホンマにそうなん？｣

おそらくゾムが言ったのだろう。言った本人は笑顔だけど

カノン｢そうだよ。久しぶりやね2人とも｣

私がフードを取りながら答えると2人は無言になった
と思いきや泣きながら謝ってきた

コネシマ｢すまんかった。あん時信じていれば。辛い思いさせてすまん｣

鬱｢カノンちゃん、ごめんなぁ。あんな事したのに助けてくれて｣

カノン｢もういいよ。、ゾムにも言ったけど終わったことだしそれに今はもう気にしてないよ｣

笑って2人を抱きしめた。2人はずっと泣いていたが最後は笑っていた。久しぶりに4人でご飯を食べてシッマと大先生の怪我を直し2人の部屋を案内して2人が部屋に入ったのを確認した後ゾムが

ゾム｢カノン、2人を見つけてくれてありがとうやで。カノンのおかげでまた、2人といれる｣

カノン｢私はとくに大した事はしてないよ。それにまだ見つかってない仲間も探さないと｣

ゾム｢そうやな。俺の怪我も大分良くなったし鈍った体鍛え直すぜ｣

カノン｢いいけど、ほどほどにね｣

まだまだ先は長いけどみんながいるから大丈夫だと
そう思える自分がいた