敗北からのキズナ (ページ4)

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2話ページ4

カノンside
次の日、私はゾムにこの森のことやルールを教えることに

カノン｢この森は聖なる森で生きているの。だからこの森から出ることは出来ない。私がいたら別だけど。私が居れば迷うことも死ぬこともない。だから私の言う通りにしてね。この家は基本は自由にしていいよ｣

ゾム｢分かったけど、ホンマにいいんか？あんなことしたのに。助けてくれたのはホンマにありがたいけど…｣

カノン｢確かにね、あんな事されて助けるなんてバカみたいやけどね、でもね今でも好きなんよ。あの国がゾム達の事が。好きで好きでたまらんの。だから助けたかった。前みたいにみんなに笑っていて欲しいの｣

私は昔みたいに笑ってゾムに伝えた。ゾムは泣きそうにしながらでも笑っていて、凄く懐かしかった

カノン｢そうだ。実はね、あれから色々と調べて闇オークションにいるかもしれないの｣

ゾム｢闇オークションかぁ。確かに捕まってたらいるかもやな｣

カノン｢だから、ちょっと行ってみようと思う。で居たら助けてくる｣

ゾム｢1人で行くんか？｣

カノン｢そのつもり。ゾムはとにかくその怪我を治すことに専念してて。大丈夫絶対助けてくるから｣

ゾム｢…分かったわ。カノンのこと信じてるから気をつけて行ってこいだぜ！｣

カノン｢ふふふ。ありがとう。行ってきます｣

私は闇オークションが開催されるC国に向かって
森を抜けて行った