１３６話 ページ39
荼毘視点
「おい、連れて帰ってきたぞ」
「良くやった。お疲れ様」
腕の中で青い顔をして眠るソイツを見て、そのまま寝かせていろと言う。
指を浮かせて髪を梳くように撫でるリーダーの顔を見て吐き気がした。気色悪い甘い顔をしている。
「寝させるのならベットのほうがいいでしょう。そこの部屋に連れて行ってください」
やれ、と命令をくらったので空き部屋にソイツを寝かす。
さらりと手入れされた髪がベットに広がる。
ヒーロー志望だの言うのにこんなに寝ているのは、コイツが病弱だというのも要因の一つだろう。
「…眠りのオヒメサマは、キスで起きんのか？」
唇を合わせ、そっと離れれば本当に目を開いた。
数回目を瞬きさせたあと、ここが何処だか分かったのか飛び起きた。そして、俺を見て硬直した。
『燈矢、くん…どうして、』
驚いた。捨てたはずの名前を呼ばれるなんて思わなかった。
「信頼してたのに敵になってて幻滅したか？」
『そんなんじゃないよ。…生きててよかった、ごめんね』
…昔から、Aちゃんはそうだったよね。
お互いの存在を噛み締めるかのように俺たちは抱きしめあった。
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匿名希望 - まこら、、、？ま、まこ、、魔虚羅？！え？！調伏済みなの？！すっご！！ (11月22日 13時) (
レス) @page47 id: ba14ff85c6 (このIDを非表示/違反報告)
絵里香(プロフ) - 吹雪さん» 喜んで貰えてこちらも嬉しいです！！ (2022年8月17日 16時) (レス) id: b8fe3ad85f (このIDを非表示/違反報告)
吹雪 - ヤバい…！次の小説にいくときにあらすじみたいなの？あらすじ？してくれるのめっちゃ最高❕ (2022年8月17日 15時) (レス) id: ad117a8b13 (このIDを非表示/違反報告)
絵里香 - @ゆげ 有難う御座います！頑張りますね！ (2022年6月13日 17時) (レス) id: 9626e67e49 (このIDを非表示/違反報告)
ゆげ(プロフ) - 大好きです！更新、頑張ってください! (2022年6月8日 16時) (レス) @page50 id: c4bdd284a3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：絵里香 | 作成日時：2022年6月2日 17時
