第一補佐官との日常3【鬼灯の冷徹】

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ﾎﾟｲﾎﾟｲﾎﾟｲ
「よかったらどうぞー」
「玉の輿っ」
「私も実は持ってきたのよ」
「ダメ元でいーから」

正月のお賽銭のように投げられる女性陣からのチョコ.....

茄子「何だ みんなちゃんとチョコ持って来てんじゃん.....」

唐瓜「......(鬼灯様(アンタ)そりゃないよ)」

『......』

ｶﾞｻｯ
どうしよう....渡しづらい

燈「お母さん？」

『.....これは3人で一緒に食べましょうか？』ﾆｺｯ

華「え？でも.....それお父さんのために作ったんじゃ.....」

『大丈夫です。背中を押してくれたのにすみません』

梓「母さん.....」

私は自分が悔しくなり、阿鼻地獄に戻ろうとした瞬間、

鬼灯「.....お気持ちはありがたいですが受け取れません」

「「「「え！？」」」」

ｽﾀｯ←席に降りた
ｽﾀｽﾀ
鬼灯「私が欲しいチョコはただ一つだけです」

ｶﾞﾁｬ
鬼灯「Aさん」

『ﾊｯ』

鬼灯「チョコくれませんか？私は貴女のが欲しいです」

『はっ.....うん』

私は小包を渡して、

ｶﾞｼｯｶﾞｼｯｶﾞｼｯ
「「「え？」」」

ﾋﾞｭｰ
鬼灯「あ」

走った

「「「ミッションコンプリート」」」ｸﾞｯ

『〜〜〜〜っ！！？///////』ﾌﾞﾜﾜｧ





鬼灯「もうすぐ終わるので一緒に食べたかったですが......まぁいいでしょう。私はAさんから貰えただけでも嬉しいので」

ﾊﾟｸｯ
鬼灯「さて、ホワイトデーの3倍返し何にしましょう？」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

3倍返しに何をされるかまた後ほど......















幼稚園では

葵「すげぇ〜大人達が寄ってたかって亡者にカカオぶつけてる」

紅「これ、僕達も大きくなったらやるのかな？」

燈「好意を抱かれている女性にぶつけられるので嬉しいのか悲しいのか分からないですね」

葵「じゃあその時は燈が一番怪我するな」

ﾎﾟｽｯ
燈「はい？」

翠「とぼけるなこの色鬼」ｺﾉｺﾉｫ

紅「ｱﾊﾊ燈くんは全クラスの女の子にモテモテで噂じゃファンクラブも出来てるって」

燈「そうなんですか.....よくわからないですね.....」

ｺﾞﾛﾝ
大きくなったらか......私はどうなるんでしょう......

ｳﾄｳﾄ
翠「おいー寝るなー」

燈「ﾊｯ父さん達が徹夜して仕事してるのに寝たらダメです」

紅「いや死んじゃうよ。母さん言ってたよ。寝る子は育つって」

葵「燈〜鬼灯様とA様の武勇伝聞かせて〜」

紅「2人とも容赦ないな」

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