第一補佐官との日常3【鬼灯の冷徹】

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鬼灯「じゃ 進化の図をこうしましょう。敬意を表して」

閻魔「ああっ！？やめて 何かそれは恥ずかしい」

白澤「(裸見せないようにしっかりAちゃんの目を塞いでる......ちゃっかり抱きついてるだろ！)昔ってあの世もこの世もあんまり境がなくて自由な時代でしたよね」

閻魔「あ.....うん そうだねぇ」

白澤「でも僕は今の方が好きだなぁ〜〜人が多くて文化があって」

鬼灯『「無駄に長寿ですよね」』

閻魔「君達さあ.....この中じゃかなり年下の方じゃないか。少しは目上の者を敬ってよ」←更新世

白澤「ひよっ子〜〜」←白亜紀？

桃太郎「......」←完新世(室町時代)

鬼灯『「黙れじじい共」』

『敬えるほどの行動をしろじじい共』

鬼灯「私たちだって鬼の中ではかなり古株の方なんです。誤解しないでくださいね」

桃太郎「も〜〜年代が凄すぎてどうでもよくなったっス.....そういや前から一つ気になってたんですけど......恐竜とかって今どこにいるんですか」

『......地獄で働いてもらっています』

桃太郎「地獄にいるんスか！？」

鬼灯「まァ 転生というシステムがある以上ゆるやかに数は減ってきてますけどね。古代生物として転生することはもうないので......でも普通にいますよ」

桃太郎「みっ.....見せてください！！」

『え？いいですけど危険ですよ？』

閻魔「遠目から見せてあげれば？」

鬼灯「仕方ないですね。じゃ 少しだけですよ。付いて来てください」













ｷﾞｬｱｷﾞｬｱｷﾞｬｱ
桃太郎「うわでっかい鳥！！」

『閻婆叵度処という地獄です。アレは閻婆という地獄の怪鳥です』

鬼灯「よ〜〜〜〜く見てみてください」

桃太郎「.......」

ｷｭｵｰ
ｷﾞｬｱｷﾞｬｱ
桃太郎「(プテラノドン混じってる！！？)」

『翼竜だって亡者から見れば怪鳥みたいなものです。ハイ じゃ次行きますよ』







ｷﾞｭﾜｷﾞｭﾜｷﾞｭﾜ
桃太郎「わっ この景色はテンション上がるなあ」

鬼灯「悲苦吼処という地獄です」

『現世の書物では「千の頭を持つ龍に噛み砕かれる」とされているのですが......』

桃太郎「あっアレがそうですね？うわっ怖いなあ」

鬼灯「アレもよ〜〜〜く見てください」

桃太郎「......」

ｷﾞｬｰ
ﾜｰ
ﾋｴｴｴｴｴ
桃太郎「(首長竜！！？)」

鬼灯「「千の首長竜(・)に噛み砕かれる」が正解です」

ｷｮﾛｷｮﾛ
見当たりませんね。「クソトカゲ」.......

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