第一補佐官との日常3【鬼灯の冷徹】

小鬼(長男)は新横浜に落ちた【吸血鬼すぐ死ぬコラボ】 ページ1

燈「.....またまた落ちてしまいました」

ここどこでしょう

ｷﾞｬﾘｷﾞｬﾘ
燈「！」

何かを引きずる音.......

ｽﾀ
燈「？」

？「こんなところに一人で......お父さんとお母さんは何処です？」

燈「......いえ 大丈夫です。そのバトルアックスは？」

？「これは仕事道具です」

燈「そのアイアンメイデンは？」

？「原稿を書き上げるためのものです」

原稿？仕事？

？「見たところ君は吸血鬼の子供かい？」

燈「私は生粋の鬼です。血より甘い物が好きです」

？「そうですか。立派な角ですね」

燈「お褒めいただきありがとうございます」

？「私 こういうものです」

バトルアックスを背負った人は名刺を渡した

燈「オータム書店 ロナルドウォー戦記.......これなんて読みます？」

？「担当編集者のフクマです」

燈「フクマさん。私は鬼神と烏天狗の子供の燈です」

フクマ「燈さん。ご両親が迎えに来るまで私が面倒見ましょうか？」

燈「！いいんですか？」

フクマ「はい。子供を置いていく訳には行かないので」

燈「ありがたいです」











フクマ「ということで、その時拾った鬼の子がこの子です」

燈「どうも」

？「いやいやいやいや！急に鬼の子がいたって言うのもアレだけどよく拾えましたね」

フクマ「何故か親近感湧きまして......燈さん。こちらがロナルドウォー戦記の作者そして吸血姫退治人(ヴァンパイアハンター)のロナルドさんです」

燈「ロナルドさん」

危な。ドナルドさんって言いそうだった

？「ホットミルクで良かったかね？」
「ヌー」ｶﾁｬ

ロナルド「吸血姫のドラルク。アルマジロのジョンだ」

燈「ﾊｯ」

こっこれは

燈「カッ可愛いー！」ｶﾞﾊﾞｯ

ジョン「ヌー？」

燈「私、動物大好きなんです」ｷﾞｭｰ

この絶妙な違和感がGoodです

ドラルク「良かったなジョン.....(それにしてもこの顔何処かで見たことあるような)」

燈「母さんと父さんの職場動物が働いてることがあるんですよ。だから妹達も私も動物大好きなんです」

フクマ「良かったですね」

燈「これ母さんが取ってきてくれた写真です。フクマさんと同じ編集者がいる職場です」

フクマ「！」

猫又の小判さんが働いている「猫又社」の写真

フクマ「なんですかここ！かわいいー！」

燈「え？」

フクマ「私 ねこだいすきなんです！」

燈「そうなんですか」

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