悪役と生徒会長 ページ8
gr「たんと食べるんだゾ！」
因みに子猫ちゃんがいるって言う話は本当です。←
ただ、プリンはあげてないんだが…
『ちょ、グルッペンさん！さすがにそれはまずいです！』
なんでこの人はお菓子を積み上げて
子猫ちゃんに食べるように促しているのか…
なんで…？←
gr「む！何かダメなのか？」
いや、普通の人ならこう言うよ。
『猫にお菓子はダメです…』
この人天然なのか…？←
それとも…
『…馬鹿なんですか…？』
そういうとこちらをチラッと見る。
gr「お前には言われたくないな！」
どういう事じゃこら←
『どういう意味ですか』
gr「別に機嫌を損ねたいわけではなかったんだが…」
そう言って口を閉じた。
続きの言葉を待つ。
gr「俺は昔、忌み子だったんだ。」
…忌み子…
gr「俺にはな、兄と両親が居たんだ。」
.
俺は愛されない子、
兄は愛される子だったんだ。
俺の出産は誰も望まなかった。
俺は1回言ったことがあった。
gr「別にお前らのところに生まれたくて生まれてきた訳ちゃうねん！！
俺やってこんなところに生まれたくなかった！！！！！」
そう言ったら両親はどうしたと思うか？
俺を叩いたんだ。
全力で。
俺はそれが痛くて怖くて、逃げ出した。
世にいう家出ってやつやな。
でもな…世の中甘くないって本当に言うんやな。
誰も俺を探してくれへんかったんや。
誰も…俺という存在を認めてくれなかったんや。
俺っていう存在がないかのように…
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 210人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「wrwrd」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：みぅ。さん | 作成日時：2020年3月12日 18時
