逢いたい (ページ8)

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sk｢照ー、今日飯行こうぜ｣

｢え、珍しいじゃん

いいよ行こう｣

一日中ふっかのことが気がかりだったが

おつかれしたーと呑気に帰っていくふっかを見て少し安心し佐久間と楽屋を出る

ふらーっと入った個室の居酒屋に入り佐久間と世間話をする

sk｢照今日一日ふっかのこと見すぎ笑｣

｢え、そんなに俺見てた？｣

sk｢もうずっと見てたよ笑｣

そりゃそうだろ

あんなん言われたら心配で見ちゃうだろ

sk｢で？照のことだからもうふっかには言ったんでしょ？

ふっかなんて言ってた？｣

｢え？｣

sk｢あんな大きなアザがあったら俺たちも気付くよそりゃ｣

気付いてたんだ佐久間たちも

｢病院には行ったって

大丈夫だって今日言われた｣

sk｢ふっかの事だから大丈夫なんかじゃないんだろうね｣

分かってる

だから

｢俺はずっとふっかのそばいる｣

sk｢当たり前じゃん笑

俺ら何年一緒にいると思ってんの

どんなことあっても受け止めてあげようね｣

そう佐久間と約束したのにあの頃の俺は受け止めきれなかったのが本音だった

ずっと苦しんでる姿を間近で見てたのに何も出来なかった

あの頃の俺は未熟だったのかもしれない

いや未熟だった