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fk side
とてつもなく暇
検査入院だから点滴するくらい
この検査入院では足の筋力
脳の検査
色々するみたいだけど特別体調悪いわけじゃないからほんとに暇だ
kj｢ふっかさーん！｣
｢え、どうしたの！｣
kj｢早く終わったから会いに来たで〜
どうせ暇してたんやろ！｣
｢まあな｣
sk｢ふっか大丈夫？｣
｢佐久間もいたんだ｣
ab｢俺と照もいるよ｣
｢照、朝ありがとう
阿部ちゃんもありがとうね｣
iw｢おう｣
やっぱり話し相手がいると時間も早く過ぎていく
ab｢そろそろ面会時間終わるから帰ろっか｣
kj｢そやな、また来るな！｣
｢お前はうるさいからもういいわ笑｣
kj｢なんでや！！｣
ab｢ほら、帰るよ｣
sk｢またねー｣
iw｢俺少しふっかと話あるから先帰ってて｣
ab｢ん、分かった｣
｢どうしたの？照｣
さっきより真剣な顔付きでゆっくりと振り返る
iw｢…今日新曲の話出たんだ
今回、振り付けも頼まれてるんだ｣
｢うん｣
iw｢…俺もふっかを置いていくことはしたくない
でもやっぱりどこかで区切りを付けないといけないって俺は思う
ふっかの意見聞きたいなって｣
俺はもうダンスできるような体ではない
歩くので今はいっぱいいっぱい
いずれ歩けなくなる
俺のせいでグループの未来を潰すわけにはいかない
｢…新曲俺なしでいいよ
ダンスなんてできるわけないし
ここで新曲出さないのもダメだろ｣
iw｢でも…｣
｢俺が参加できる曲はちゃんとMVにも出るしまだグループの仕事諦めてねえから
勝手に俺なしにすんのやめろよ笑
言ったろ、諦めねえって
俺の事甘く見すぎだから笑
俺は大丈夫だから、な？｣
iw｢…うん、分かった｣
｢ほら、もう時間｣
iw｢じゃあまた来るな…｣
｢ん、おやすみ｣
｢はあ……｣
大きなため息が出てしまう
そりゃ出したくもなるよ
諦めねえとかカッコつけた事言ってるけど
実際は
ものすごく悔しかった
俺のできること一つ一つ奪われていくような気がしたから
グループとしてはどんどん大きくなっていってほしい
でも俺を置いていかないで
そんなわがまま言えるわけない
そんな俺は弱虫で天ノ弱なんだ
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作者名：もも | 作成日時：2021年10月17日 23時
