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確かに、俺は生徒会派のユニットのリーダーだ。
立場で言うと、難しいかもしれない。
…でもな。
『勿論、手を貸すぜっ。生徒会の…、今の学院の現状に俺も不満を持っているのは確かだ。仲間を刺し違えてでも全力で力を貸してやる！』
うちのユニットは半分が生徒会派だ。
だから、もしかしたら争うことがあるかもしれない。
でも、学院の改革してくれるっていう奴らがいるんだったら、
躊躇ってる暇は無いだろ。
零「くっくっくっ…頼もしいのう？」
…では、と朔間先輩が付け足す。
零「おぬしは、そっちの転校生の嬢ちゃんたちについておくれ」
『了解〜！よろしく！転校生とバルス！』
うえーい、と盛り立てるようにハイタッチをする。
転校生も、戸惑いはしたものの手を重ねてくれた。
スバル「マーネってちょっと熱苦しいよね〜？」
『唐突な悪口やめい』
傷ついて泣いちゃうぞ？
軽音部の部室から出て、暫く3人で歩く。
不意に、ぴこん、とスマホがメールの通知を知らせた。
聖紡レッスン
雫もうすぐ始めますよ。早く来てください。
そんなメールがたくさんきていた。
やばい、
二人に、その旨を伝えて練習室、ではなくいつも拠点にしている天文部の部室へ向かう。
天文部は、聖紡が部長なので普通に俺たちがいても部員たちは何も言わない。
部長怖い。
『お待たせ〜…？』
聖紡「遅いわ阿呆。」
開口一番に聖紡が悪口を言う。酷い。
雫「口が悪いですよ、星海くん。品位を疑います。」
そして、雫ちゃんは怖い。でも怒っているわけではない。
デフォルトがかなり言い方がキツイのだ。
慣れたらどうってことはない。
ノア「ま、まぁ、ふたりとも、周くんは来ましたし、いいんじゃないでしょうか…？」
宥めるように優しい声でノア先輩が言う。
今日も後光がさしているかのように優しい。
雫「いえ、宇上。これは一度後輩を叱責しなければいけません。」
『まぁまぁ雫ちゃん。これあげるから落ち着いて。』
雫「誰のせいだと…っ！というか僕は先輩ですよ！？…って、それは…っ」
某可愛い黄色いくまのぬいぐるみを見せると、案の定雫ちゃんは釣れた。
単純だな、雫ちゃん。
雫「…貴方がいらないなら貰ってあげます」
『え、じゃあいいや』
雫「なっ、い、いります！くださいっ…」
土下座でもしそうな勢いで雫ちゃんが言い放つ。
可哀想なのであげることにした。
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あずさ(プロフ) - ありがとうございます！返信遅くなってしまいすみません… (2021年6月23日 15時) (
レス) id: 29128fcf9c (このIDを非表示/違反報告)
ひな - いえいえ、こちらこそです、更新頑張ってください,(≧▽≦) (2021年6月15日 10時) (レス) id: 29128fcf9c (このIDを非表示/違反報告)
あずさ - ひなさん» なるほど、アドバイスありがとうございます〜、変えてみますね！あと、読んでくれてありがとうございます！ (2021年6月15日 10時) (レス) id: 0563638920 (このIDを非表示/違反報告)
ひな - 面白いです。楽しく読ませて貰ってます。ただ、若干設定が読みづらいので、分けてみては如何でしょうか…？ (2021年6月15日 10時) (レス) id: 29128fcf9c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あずさ | 作成日時：2021年6月12日 11時
