十二話 ページ16
竹「もーそろ昼だし帰るわ」
A「あーまじー？帰るー？」
竹「うんー」
A「服 忘れんなよ」
竹「あぁあぶねあぶね」
A「忘れもんない？」
竹「ないかな〜？」
A「おけおけ」
A「じゃ〜ね〜」
竹「はーいバイバーイ」
ｶﾞﾁｬ ﾊﾞﾀﾝｯ
竹「……最悪…やっちゃった…ぜってー引かれたよぉ…」(小声)
、
、
、
、
ｶﾞﾁｬ ﾊﾞﾀﾝｯ
竹「……ただいまー」
吉「おぉおかえり」
すみ「竹内おかえりー」
竹「…………」
すみ「……なんかあったら聞くで？俺らは」
吉「どしたん笑そんな落胆して」
竹「…いや……さぁ……」
、
、
(十一話の出来事語り)
、
、
竹「……なんと無理やりボケってことにしたけど」
竹「無理があったよなぁ〜……ぜってー引かれたよなぁ〜……」
吉「……ぶっちゃけちゃっていい？」
竹「いいよ」
吉「けっこーまずい」
竹「引かれた？やっぱ」
すみ「いや引かれたうんぬんじゃないんやない？」
吉「そーやね」
吉「今後竹内がいくらAに手を出そうともそういう雰囲気にしたとしてもボケとして扱われる可能性が高い」
すみ「ただでさえ中学ん時の友達で同性でがあるから……」
すみ「でもぉ……諦めてほしないなぁほんまに俺らは」
吉「ほんとにそうなんよね」
竹「……俺がいくら頑張ってもそーゆー雰囲気にはなれないってこと…？」
すみ「あくまでなりづらいな」
すみ「案外流されやすい可能性もあるよな話とか普段の様子からするに」
吉「それはあるな」
吉「Aはなにかと人に流されるからな」
すみ「自分はもっとるんやけどね」
吉「もしかしたら電話してた女の人もAが流されて何回かご飯行っただけかもしれんし」
竹「でもさ…Aも経験がないわけないんよ」
吉「まぁ多い方ではあるな」
竹「狙われてるって多分気付いとるよな…？」
すみ「……まぁ〜そうやろね〜気付いとると思うよ」
竹「よなぁ……」
吉「けど！けどAがその女の人のと付き合いたいほどかってとこじゃない？」
すみ「そうね」
すみ「流されやすいけど付き合うか付き合わないかだったら結構あるもんな」
すみ「なんか線引きみたいな」
竹「あー…んーいや…」
吉「なさげ？」
竹「学生んときやけど結構彼女入れ替わり激しかったな」
竹「2､3ヶ月とかのスパンで変わってた気ぃする」
すみ「うわーどうなんやろそれは」
吉「学生の頃やからなぁ…」
すみ「変わってる可能性とあまり変わってない…」
吉「可能性はあるよなぁ…」
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作者名：オタクF | 作成日時：2024年1月29日 22時
