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そして翌日。
配属された二宮隊の作戦室で、顔合わせと称してメンバーが集められていた。
「どうも、銃手の犬飼澄晴でーす。よろしくね槻島ちゃん。ツキちゃんって呼んでいい？」
好きにどうぞ、とフランクな挨拶をする犬飼に返す。そして自分の愛想の無さを振り返って自己嫌悪した。
「オペレーターの氷見亜季です。こっちが攻撃手の辻君」
「ょ……しく……ぉね…い……す」
多分よろしくお願いしますと言った。
辻は極度に女性が苦手で、現在は氷見と犬飼の間に隠れている。
「てか二宮さん、辻のこと考えてました？」
「……失念していた」
どうやらすっかり忘れていたようである。
これでは中々隊の連携が取れないだろう。早速辞めた方がいい気がしてきた彼女であった。
しかし、幸いランク戦まで時間の余裕がある。
普段の任務でも、着実に慣れていくしか無いだろう。
辻のことは時間で解決するしか無いか…と結論付けた彼女は、早速氷見にお願いがあると話し掛ける。
それは二宮隊の過去の
「過去の？良いけど、どうして？」
答えは単純だ。彼女はまだ新人で、二宮隊のことを詳しく知らない。故に、過去の戦闘記録を見ることでスタイルを把握し、自分の動きをある程度確立させていくのだ。
「何と言うか……真面目だね、槻島さん」
氷見の言葉に犬飼が激しく同意する。
きっと自分ならその場その場で乗り切ると考えているためだろう。彼女はその言葉に同意しかねる様子だが。
氷見から記録を見せてもらった後、彼女はラウンジに訪れていた。
この後は防衛任務があり、それまでの時間を潰すためだ。
＿＿ざわざわ
＿＿ざわざわ
彼女が訪れたことで、ラウンジは更にざわついてた。
何故なら彼女はこれまで「孤高の狙撃手」とC級隊員の間で噂され、しかも"あの"二宮隊に入ったのだから、注目されない訳が無かった。
だが彼女はそれに気付かず、無言で端末を弄っている。するとそこに、意外な人物が来た。
「相席、いいですか」
＿＿嵐山隊の木虎藍である。
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加賀屋 - ユイさん» ご指摘ありがとうございます。 (2021年2月15日 21時) (
レス) id: 779212be80 (このIDを非表示/違反報告)
ユイ - 犬飼先輩は辻君のことを辻ちゃんと呼んでいますよ。 (2021年2月1日 16時) (レス) id: e84559c347 (このIDを非表示/違反報告)
加賀屋 - ロゼファさん» ご指摘ありがとうございます。トリガーに関しましては私の知識不足です、申し訳ありません。正直自分でもどうかと思っていましたので、ありがとうございます。更新頑張ります。 (2021年1月26日 15時) (レス) id: 779212be80 (このIDを非表示/違反報告)
ロゼファ(プロフ) - そしてもしそれを伏線としてるのだったらすいません。更新頑張ってください！長文失礼しました (2021年1月23日 21時) (レス) id: f43344f619 (このIDを非表示/違反報告)
ロゼファ(プロフ) - トリガーってメインとサブ合わせて8こしか入らないはずだと私の記憶にはあるのですが…。玉狛でもないのに、それって破綻していると思います。それとも2つトリガーを使ってるってことですか？もし私の情報が違ったらすいません。 (2021年1月23日 21時) (レス) id: f43344f619 (このIDを非表示/違反報告)
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