Episode0 #05 ページ24
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芝ﾏﾝ「な？全日は荒れるつっただろ。」
轟「ﾁｯ」
辻「証拠はねぇが清史を刺した奴、あれは確実に中越の仕業だよ。」
芝ﾏﾝ「お前へのアピールだろうな。」
轟は立ち上がり放送室から出て行った。
辻「おい！どこ行くんだよ。」
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ｼﾞｬﾑ男「もぉーこんなところでなにやってんすかー。
学校来てくださいよ！
今の司さん、リストラにあって家族に言えないサラリーマンみたいっすよ？」
司「一派作れだの、みこしを担ぐだの。
お前らがめんどくせぇから行かねぇんだよ。」
ｼﾞｬﾑ男「いや、めんどくさいのは今の鬼邪高の方っすよ。
でも、ちょっと楽しくないすか？」
司「あ？」
ｼﾞｬﾑ男「団地時代のこと思い出しません？
縄張りがどうとか、誰が一番強いとか！」
司「.....。」
ｼﾞｬﾑ男「覚えてます？
首吊り棟にあった開かずの401号室。」
司「殺し屋だろ？(笑」
ｼﾞｬﾑ男「そうそうそう！そんな噂ありましたよね！
いやぁ、あそこに住んでる人結局誰も見たことないっすもんね？」
司「俺はオロチ兄弟の方が恐ろしかったわ。
兄の尾々地真也。弟の正也。」
ｼﾞｬﾑ男「いましたねぇ〜！あのイカれた兄弟。
でもやっぱりなんと言っても、」
司「Aだな。
あいつは昔から男みてぇに喧嘩して。
女なのに俺たちよりも強くてかっこいい。」
ｼﾞｬﾑ男「Aさん、今どうしてるんすかね？」
司「さぁな。」
ｼﾞｬﾑ男「興味ないんですか？
司さんもAさんのこと好きでしたよね？」
司「昔の話だろ」
ｼﾞｬﾑ男「そんなこと言ってまだ好きなんでしょ？
あー懐かしいなぁ。
なんか楽しかったっすよね！」
司「あぁ。」
ｼﾞｬﾑ男「あんときみたいっすよ？今の鬼邪高。
また昔みたいに楽しいことできそうじゃないすか？」
司「...ろくに喧嘩も出来ねぇ奴が、楽しいとか言ってんじゃねぇよ。」
ｼﾞｬﾑ男「...いや、俺ただ司さんと！」
司「群れなきゃ何にも出来ねぇのか？」
ｼﾞｬﾑ男「いやっ！別に群れたいから言ってるんじゃないっすよ...？俺は」
司「自分の身は自分で守れ。
それが出来ねぇから群れるんだろうが。」
ｼﾞｬﾑ男「.....。」
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作者名：あーる | 作成日時：2019年11月8日 7時
