THE WORST 《Another Story》① (ページ22)

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続き⑤ ページ22

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人のいないトンネルで立ち止まる女。

清史「どうした？」

女「うん、誰もいないなぁと思って。」

清史「で？」

女「ねぇ、ギュッってして？」

清史「ギュッって...」

女「ダメ？」

清史「い、いいけど///」

女「ほら早く！ホテル行く前にギューってして欲しい♡」

清史「ほ、ほ、ホテルっ！？///」

女「早く♡」

清史「はいっ♡」

勢いよく抱きつく清史。
しかし清史の顔は徐々に歪んでいく。

女は真顔で離れると清史の腹にはナイフが刺さっていた。

清史「こ、これって...」

女は何もなかったように清史を置いて去って行った。

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なんとか逃げ切った清史の連れていた下っ端は約束の場所になんとかたどり着いていた。

「ｯ他の奴らは？」

「わからねぇ...
さっき何人かには連絡したけど繋がらねぇ...！」

「クソー！！あいつらどこの奴らだよ...」

足音がして警戒していると入ってきたのは清史だった。

「「清史さん、」」

「それって誰に...」

清史「まんまとはめられたわ...」

「あの女すか...？」

「クソｯ！！誰だ！鬼邪高の誰かの仕業っすね！！」

「泰志さんに！！」

下っ端が泰志に伝えるために出て行こうとすると清史が止めた。

清史「おもしれぇ。鬼邪高...おもしれぇじゃねぇかーー！！
がはっはっはっはっ」

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