Episode.0 #01 ページ3
.
全国から札付きのワルが集まる鬼邪高校。
そこは定時制と全日制に別れ、定時制の番長・村山が頭を張っていた。
中林「村山、まだ全日の時間だ。」
中園「定時でこんな早く来てんの俺らだけだぞ。」
村山「あっ、そっか...。
いや、だってー暇なんだも〜ん！！」
関「大変や！大変や！
このままやと村山さんが山王行っちゃう！！
なんか楽しい事考えよぉ！！」
中林「じゃあ例のやつやるか」
中園「入学シーズンだしな。」
中茎「いいよなぁ全日は入学と卒業があって。」
関「俺、また三年か...何回目だろう...。」
中林「さぁて、今年の全日の新入生はどんな奴らが入ってくるのかねぇ？」
中園「パドックでも見とく？」
中林「いいねぇ！」
村山「全日ねー...」
コンテナ街でのSWORD地区全体を巻き込んだ抗争後、村山は仲間の関や三中トリオと共に、校内でだらだらと過ごしていた。
.
.
一年の教室の扉が倒れ、入ってきたのはヒップホップな格好をした男。
中越「一年仕切ろうと思ってる中越だ。
文句のあるやつはかかってこい。」
.
.
ｼﾞｬﾑ男「司さん！司さん！」
司「ジャム男、こいつら誰？」
ｼﾞｬﾑ男「えぇっ！？」
司「お前と同じ一年だろ。」
ｼﾞｬﾑ男「こ、こいつらきっと中越の...！」
司「中越？」
ｼﾞｬﾑ男「うちのクラスもこのままだと一年の中越に仕切られます！！」
司「五中の中越、鬼邪高に来たのか。」
ｼﾞｬﾑ男「ヒップホップとかちょーー無理っすよ！
俺は、司一派っすからね？」
司「そんな一派ねぇよ。」
ｼﾞｬﾑ男「じゃあ俺、どうすればいいんすか！？
このままだと俺は、ライオンの前の生肉。
もぉ、ホオジロザメのアザラシっすよ...！」
司「全日の頭は二年の轟だ。
辻と芝マンが今は轟についてる。」
ｼﾞｬﾑ男「辻、芝マンって殺人棟にいた？」
司「殺人棟とか久々に聞いたわ(笑」
ｼﾞｬﾑ男「俺たちは、幽霊棟っすもんね？(笑」
司「お前なら奴らに上手く取り入る事できんだろ。」
ｼﾞｬﾑ男「嫌っすよ〜！
辻と芝マンは百歩譲ったとしても、その轟って奴知らないっすもん。
でもその轟って奴が全日仕切ってるんすもんね...
しかも三人だけで！？」
司「人数は関係ない。」
ｼﾞｬﾑ男「へっ？」
司「轟が一番強ぇ。それだけだ」
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 240人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：あーる | 作成日時：2019年11月8日 7時
