【ワールドトリガー】星々の恋唄［短編集＆番外編］ (ページ2)

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君といるだけで［来馬辰也］ページ2

来馬side

『あ！クーやん！♪』

｢Aちゃん！///｣

向こうからトテトテというような
効果音を出しながら走ってくるのは
音無Aちゃん
えっと…俺の彼女さんです((ﾃﾚﾃﾚ

Aちゃんは凄く可愛くて
パーフェクトで皆に人気で…

だからこその悩みがあったり;;

“俺なんかで良いのかな？"っていう事。

告白も太一や他の人に
押されて押されてやっと言えたし

現に今も……

『こーくん！こーくん！
太刀川さんを落とし穴に落とすには
どうすれば良いと思う？』

｢んー…好きな物を置いておく…とか？｣

『ナイスアイディア！((ｸﾞｯ』

会話内容は置いておくとして

仲良さげに話している。

まぁ確かに鋼はカッコイイし
真面目で優しくて強い。
何よりもAちゃんと年も近くて

ホント俺なんかよりも
Aちゃんとお似合いって感じ

あぁー…自分で言っててへこむ;;

ていうか俺の名前の呼び方
クーやんって((ｼｸｼｸ

『ね…く………ん』

鋼はこーくんなのに……

『クーやん！聞いてる？！』

｢え…うわあ！！///｣

いつの間にか顔を覗きこまれてた。

可愛すぎて心臓に悪い//

『どうしたの？調子悪い？』

｢ううん。大丈夫だよ｣

そう言うけど納得がいかなかったようで…
ほっぺたをふくらませながら

『むー…私、素直な人が好きだなー』

そんな風に言うから……

ｸﾞｲｯ

｢名前…ちゃんと呼んでほしい！//｣

つい欲が出ちゃって。
とっさに掴んだ手もどんどん
熱くなって……
そのクセ自分で言ったセリフに
恥ずかしくなって

｢ご…ごめん俺///｣

バッと手をはなそうとすると
ギュッと強く握り返される

『………ﾌﾌ
そうだね！♪付き合ってるのに
おかしいよね。たつや！！((ﾆｺｯ』

｢っー！！////｣

もう俺。一生Aちゃんに
勝てなくてもいいかも

［今が凄く幸せだから］

(で。たつやはいつになったら
私の事呼び捨てしてくれるの？((ﾆｺﾆｺ)
(えぇっ！？///)
(チューしちゃえよー)
(ちょっ！今言ったの誰！？///)