猫とモトキ (ページ35)

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34　　外に出たなら！ページ35

シ「ぃぃいよぃっしょぉぉー！！」

ヒョイっ！と軽い身のこなしで高いところから飛び降りたり、逆に飛び乗ったり。

彼らの真骨頂とも言えるアスレチック。

今日は屋外でのアスレチックということで私も連れてきてもらった。

(さすがだなぁシルクくん…)

先頭を切って次々制覇していくのはシルクくん。

その後ろからメンバーも続いている。

あ、ンダホくん落ちた。

ばっしゃーん！と大きな音と水しぶきを立てたンダホくんをメンバーが囲んで笑い合う。

　

シ「よし、ちょっと休憩挟んで後半行くか！」

「はーい」

ン「うぇぇ、びっしょびしょ、一回着替えようかな…」

ダ「また濡れるんじゃね」

ン「次は落ちない！ようにしたい！」

「にゃぁー」

モ「A、いい子にしてた？」

戻ってきたモトキくんに撫でられゴロゴロと喉を鳴らしていると

シ「なぁ、Aって運動神経いいのか？」

とシルクくんの一言。

モ「え、あーどうだろ……、あんまりAが活発に動いてるところ見ないしなぁ…」

マ「猫って高いところに飛び乗ったりするイメージあるんだけど」

ン「たしかに」

(え、無理無理。運動音痴もいいとこだったんだけど！？)

シ「試してみるか、落ちないように皆で周り囲ってやればいいだろ」

(ええぇー……！？)