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それから何度かシルクくんやマサイくんの家に連れて行ってもらうことも増えた。
流石にアスレチックや会社等の仕事の時はお留守番だけれど、撮影の時は「いい子にしててね」とカメラの外で撮影の見学をさせてもらった。
今日はマサイくんの家で撮影が終わり、モトキくんとシルクくんはスマブラ。
ンダホくんはお昼寝。
マサイくんは、部屋へ籠もって編集。
手持ち無沙汰になってしまい、お部屋探検をさせてもらっていると、カタカタとリズム良く音を立ててパソコンを触ってるマサイくんの部屋へ辿り着いた。
邪魔しないように極力静かによって行って、パソコンの見える位置へ。
マ「………ふー………、」
片肘をついてなにか考え込む様子のマサイくん。
(…やっぱりかっこいいなー、皆それぞれ可愛いとかかっこいいとかあるけど、マサイくんはかっこいいだよね。)
横顔を眺めてると、ふとこっちに気が付いてくれた。
「にゃー」
マ「ん、どうした？」
笑いかけてくれてくれたマサイくん。
猫の身体能力で、ぴょんとマサイくんのデスクへ。
マ「ん、こらこら、そこは触られると困るからこっち来い」
膝の上へ乗せられ、ひょこっと顔を出すようにしてパソコンを覗く。
(わー、フィッシャーズの編集前の動画！
しかもこの前行ったらしいアスレチックの時のだ)
モトキくんも編集してるけれど、マサイくんのパソコン画面で見るのもなんだか新鮮。
マ「そこで大人しくしててな」
「にゃぁ」
私を膝に乗せたまま、マサイくんは編集作業を再開。
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作者名：成海 | 作成日時：2024年2月21日 14時
