14 紹介 ページ15
モ「とゆーことで、どうもお騒がせしました！
この子が噂の彼女、Aちゃんです」
ザ「おぉー！この子が！」
ダ「シルクから聞いた、めっちゃ賢いんだろ？」
ン「可愛いねー！ふわふわー！」
モトキくんが熱でダウンした翌々日。
シルクくんの家へ。
じゃーんと抱きあげられ皆の前でお披露目された。
私はドキドキ。
だってあのフィッシャーズが目の前に…！
全員集合だなんて…！
マ「モトキ猫飼ってたなんてな」
モ「うん、雨の日に弱ってたの」
ン「流石、優しいねーモトキは」
皆に順番に抱っこされてすごい今ドキドキ…！！
ザ「大人しいねー」
ン「猫って人見知りする子多いみたいだけど、良い子だねぇ」
モ「うん、拾った時から大人しい良い子だったよ」
モトキくんの所に戻され、ねー？と首傾げられた。
可愛い…。
シ「さて、じゃぁ動画撮るか」
モ「A、少しの間大人しく待っててね」
カメラに映らない所に降ろされ、撫でられた。
目の前ではカメラの前に全員並んで、いつもの挨拶が始まる。
シ「どもっ！フィッシャーズ シルクです！」
ン「ンダホ！」
モ「モトキ！」
マ「マサァァァァァ」
ザ「ザカオでーす」
ダ「ダーマ」
(うぉぅ、見たやつだぁあ…！！)
ーーーーーーーーーー
シ「っし、オッケー！」
「「「「ぅいー」」」」
終了の合図とともに、片付けをしたり、編集を始めたり、ゲームを始めたり。
動画で見ていた通りの空間に、思わず感動してしまった。
モ「A、お待たせ」
「にゃー」
連れてきてくれてありがとうと思いを込め伸ばされた手に擦りよった。
ン「わぁ、かわいいねぇ〜！」
シ「モトキにすごく懐いてるな」
モ「ぅん、なんたって自慢の彼女だからね」
「にゃぅ」
柔らかい笑顔で私の頭を撫でながらそんな事を言われたら照れてしまう…。
顔が赤くなる事はないけれど、誤魔化すように手で顔を撫でた。
俗に言う、顔を洗う、というやつだ。
ザ「あ、顔洗ってる」
マ「猫っぽいね」
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作者名：成海 | 作成日時：2024年2月21日 14時
