今日:3 hit、昨日:1 hit、合計:2,486 hit
小|中|大
1 ページ1
『ごめんなさい』
彼女の携帯に、最後に残されていた一行だけのメール。
それが誰に向けてなのか、何に対してなのか。
分からへんまま…………
「……もぅ、3年やて。…早いなぁ…」
俺は今、Aの墓前に手を合わせている。
交通事故。
Aのご両親から電話信貰った時は、信じられへんくて、夢中で病院まで走った。
そこで静かに眠ってたのは紛れもなく、大好きなAで。
やっぱりそれでも信じられへんかった。
「…いや、今でも信じられてへんわ」
嘘でした!とか言って急に出てくるんやないかって思ってしまう。
そんなことあるわけないのに。
「…また来るな?」
俺は今も、Aを愛してる。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
4人がお気に入り
4人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:成海 | 作成日時:2019年6月13日 2時