アメリカ史(ざ)；大国化 ページ28
「アメリカ人として十三植民地がまとまっていったのは、17世紀から18世紀にかけて。
18世紀になるとイギリスは金がなくなって、俺に無茶な課税や製品の押し売りをするようになった。
それで自由を求めた俺は、イギリスに宣戦布告をして、フランスやスペイン、オランダ、そしてロシアの応援を受けて独立を達成したぞ(1783年)。
そしてすぐに政治体制を整え、共和政を開始したんだ」
「ちなみにだけど、お兄さんちの革命は、アメリカのこの動きに感化された奴らが実行したものなんだよ」
『へぇ、そんな繋がりがあったんですね』
「さて、独立直後の俺の家はまだ狭い。
カナダはイギリス側に残ってたしね。
領土としてあったのは、
元々の十三植民地(画像⓪)と、独立する時にイギリスが餞別でくれた東ルイジアナ(��)だけだ。
A、俺はどうやって今の大きな領土を手に入れて、100年もせずに大国になったと思う？」
『…周りを滅ぼした』
「Oh, A、イギリスの話に影響受けすぎだよ！
当時の俺は流石にそこまで野蛮じゃないぞ。
俺が大きくなった方法は、
‘‘運’’さ！！！」
『う、運？』
「そうさ。俺はとんでもないラッキーボーイだったみたいでね。
領土拡大の点では、
まず、フランス革命でお金がなくなったフランスが西ルイジアナを売ってくれた(��)。
次に、南米の国に次々独立されたスペインが、やけくそになってフロリダを譲ってくれた(��)。
さらにメキシコから独立したテキサスをくっつけて(��)、
イギリスと合意してオレゴンをくっつけて(��)
メキシコと戦って勝って、カリフォルニアをもらった(��)
こうして、アラスカを除く現在の俺の家の敷地が完成！
産業では、
イギリスと仲が悪くなってもう一度彼と戦争した時に、工業が大成長。
そして広い土地を使って、大規模な農業を開始。
おまけに、メキシコからもらったカリフォルニアで大量の金鉱が見つかって大儲け！
これらのことが、独立後たった70年間で起こったんだ。どうだい、俺の強運は？」
すごすぎる。短期間で大国化なんてぜひ見習いたいと思っていたが、こんなの到底無理ではないか。
「19世紀半ばにはロシアから資源豊富なアラスカを買収。
20世紀にはイギリスに続く2回目の産業革命の中心地になって、世界一の経済大国に成長したぞ！
WWIではおっさんたちに金を貸すようにもなって、世界の中心に昇格さ☆
だけど…」
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世界史選択(プロフ) - モブキャラＡさん» ぎゃーありがとうございます！！めちゃくちゃ嬉しいです！分からない所があったらいくらでも質問してくださいね(*´▽｀*) (2022年12月5日 18時) (
レス) @page20 id: acebb39c83 (このIDを非表示/違反報告)
モブキャラＡ - すごくわかりやすいです！！！こんな小説探してました……！！素敵な作品をありがとうございます……😇 (2022年12月5日 17時) (レス) @page35 id: cebb1c38ee (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：世界史選択 | 作成日時：2022年11月20日 0時
