イギリス史(ざ)；20世紀 ページ24
『・・・・・・・・・・・・・』
言葉が出なかった。どんな話も聞く覚悟だとは言ったが、よもやここまでとは。
私が植民地化されなかったのは本当に奇跡だったんだとわかる。
「……一応、反省はしてる」
「Aさん、大丈夫ですか。気分が悪いようでしたら、あちらのソファに…」
『…いえ、大丈夫です…』
「ほらぁ、Aがドン引きしちゃった。
この時のイギリスはほんと何回聞いても外道だよね。お兄さん呆れちゃう」
「お前も似たようなことしてただろうが！！
自分の話の時はうまくぼかしやがって！！」
「ふ、ふん！お前ほどひどいことはしてないも〜ん！」
※実際の外道具合はどこも大差ない。
イギリスはあまりにも広い範囲で外道したため、その悪行がより目立っている。
「…続き、話すからな。
ヒゲの時に言った通り、
俺はこの植民地政策の間にフランス・ロシアと手を組んで‘‘三国協商‘‘を結成した。
そして俺とロシアに対抗していたドイツ・オーストリアの‘‘同盟国‘‘との仲が急激に悪化して、
1914年に第一次世界大戦が始まったんだ。
開戦後、俺はイタリアを始めとする色んな中立勢力を焚きつけてこっち側に引き込み、
さらに持ち前の最強海軍の力を発揮して、協商国を勝利に導いた。
ちなみに18世紀から続くハノーヴァー朝が‘‘ウィンザー朝‘‘と呼ばれるようになったのは、
この第一次世界大戦の時からだぞ。
その後暴走したドイツ・イタリア・日本の‘‘枢軸国‘‘が起こした第二次世界大戦でも、
俺は‘‘連合国‘‘として枢軸に勝利。
戦後は植民地をほぼ全て放棄して、最強国の座もアメリカに譲っちまった。
だが今でも元最大帝国の威厳は健在で、
国連のリーダーの一角として世界の秩序を守ってる」
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世界史選択(プロフ) - モブキャラＡさん» ぎゃーありがとうございます！！めちゃくちゃ嬉しいです！分からない所があったらいくらでも質問してくださいね(*´▽｀*) (2022年12月5日 18時) (
レス) @page20 id: acebb39c83 (このIDを非表示/違反報告)
モブキャラＡ - すごくわかりやすいです！！！こんな小説探してました……！！素敵な作品をありがとうございます……😇 (2022年12月5日 17時) (レス) @page35 id: cebb1c38ee (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：世界史選択 | 作成日時：2022年11月20日 0時
