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イギリス史(ざ);黄金期 ページ23


「大金持ちになって最強の海軍を持った俺は、

世界を荒らしたフランスんとこのあいつ(ナポレオン)をボコして、
19世紀にはヨーロッパのリーダー的存在に昇格!

だが同じくリーダーになったオーストリアとは意見が合わなくてな。
だんだん仲が悪くなってったんだ」


「あの頃の問題は色々と複雑でしたからね。意見を一致させるのは困難でした」

オーストリアさんはとても優雅に見えるが、昔は意外と血気盛んだったんだろうか。


「さぁ、そろそろイギリスの中の悪魔が現れるんじゃない?
聞くと決めたからにはお兄さん応援するからね、A!!頑張って!」

「倒れたらヒーローが助けてあげるからな!」

…ここまで言われると怖くなってくる。でも今更待ってくれとは言えない。


「確かにこの辺りの俺は、そう言われても仕方ないくらいのことをしてきたかもな…

A、ここから俺が語るのは侵略の歴史だ。身構えて聞いてくれ」


『はい。頑張ります』


「19世紀、俺は最高の女王陛下のもとで最高の繁栄を手に入れた。
それで…ちょっと調子にのっちまったんだ。

‘栄誉ある孤立’をうたい、ヨーロッパの奴らとはつるまないようになって、
代わりに世界中に植民地を作った。

当時は負け知らずだったから、植民地はどんどん広がった」


※※以下、大英帝国のクズっぷりを知りたい人用※※
飛ばしても大丈夫です。


「まずは…オーストラリアに行って先住民を駆逐。

次に、イギリスの隣のアイルランドを併合。
穀物を全部奪って、アイルランド人を大量に餓死させちまった。


1830年頃からは、中国にアヘン(麻薬)を流し込んでベロベロに酔わせたところに、
2回戦争を仕掛けて半植民地化。俺に有利になるように貿易させた」


「あの頃はほんっとに大変だったある。
イギリスに負けた途端他の欧州の奴らも乗り込んで来て、我は困り果てたあるよ」


「それから、既に植民地だったインドで、
現地の奴らが団結して反乱を起こさないように、
あの手この手で内部対立を仕向けた。

東南アジアのミャンマーとマレーシア、西アジアのアフガニスタン、エジプトも支配に置いて、

さらに、アフリカ大陸を縦に突っ切るように植民地化。現地にあった王国は全部潰した。

ニュージランドを始めとする太平洋の島々もことごとく植民地化して、
オーストラリアと同じように先住民を一掃した。


こうして、七つの海を制覇した大英帝国が完成したんだ」

イギリス史(ざ);20世紀→←イギリス史(ざ);18世紀



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世界史選択(プロフ) - モブキャラAさん» ぎゃーありがとうございます!!めちゃくちゃ嬉しいです!分からない所があったらいくらでも質問してくださいね(*´▽`*) (2022年12月5日 18時) (レス) @page20 id: acebb39c83 (このIDを非表示/違反報告)
モブキャラA - すごくわかりやすいです!!!こんな小説探してました……!!素敵な作品をありがとうございます……😇 (2022年12月5日 17時) (レス) @page35 id: cebb1c38ee (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:世界史選択 | 作成日時:2022年11月20日 0時

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