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フランス史(ざ);革命後 ページ17


「共和政になってからのお兄さんは、でかい革命を起こした血の気の多い奴として、しばらくの間ヨーロッパで仲間外れにされてたんだ。ひどいよなぁ。

その代わりってわけじゃないけど、19世紀の終わりくらいから俺はヨーロッパの外に植民地を作りにいったの。
アフリカではサハラ砂漠の辺りとマダガスカル、
東南アジアではベトナムとかをまとめたインドシナを植民地にしたんだぜ」

確かショクミンチというのは、‘自分の国以外で自由に物を売れる場所’というものだった気がする。
‘‘よく今までショクミンチにならなかったなぁ‘‘と、アメリカさんが私を見つけた直後に言ったことを思い出した。

※植民地というと、強い国々が勢力を大きくするために、現地の人を侵略してこき使っていたようなイメージを持つ人が多いと思います。
最終的にはそうなりましたが、本来彼らが植民地を求めた理由は、Aが誰かから教えられたように「自国以外にも自分ちの商品を好条件で買ってくれる場所が欲しい」というものでした。


「こいつだけじゃなく、俺やドイツ、アメリカなんかも同時期に植民地獲得に明け暮れたぞ。

そん時に俺とフランスは初めて手を組んでみることにして、‘‘英仏協商‘‘を結成。
さらに、諸事情でドイツと仲が悪くなった者同士の俺とロシアとで‘‘英露協商‘‘を結成して、

俺・クソヒゲ・ロシアの‘‘三国協商‘‘がいつしか出来上がったんだ」


「ちょっとー、話横取りするなよイギリス。しょうがないなぁ…A、眉毛はいいからお兄さんの説明をちゃんと聞いてね。

‘協商国’のイギリス・ロシアと‘同盟国’のドイツ・オーストリアは植民地拡大をめぐってどんどん仲が悪くなって、1914年から大きな戦争を始めたんだ。
イタリアも言ってた第一次世界大戦のことね。俺は協商国として参戦して勝利。

さらに2回目の大戦でもイギリス・アメリカ・ロシア・中国と一緒に‘‘連合国‘‘としてドイツや日本の‘‘枢軸国‘‘に勝って、
その後持っていた植民地を全部自立させて、

見事俺は ‘みんなの安全を守る愛の国(国連常任理事国)’ になったとさ」

フランス史(ざ);Epilogue→←フランス史(ざ);革命



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世界史選択(プロフ) - モブキャラAさん» ぎゃーありがとうございます!!めちゃくちゃ嬉しいです!分からない所があったらいくらでも質問してくださいね(*´▽`*) (2022年12月5日 18時) (レス) @page20 id: acebb39c83 (このIDを非表示/違反報告)
モブキャラA - すごくわかりやすいです!!!こんな小説探してました……!!素敵な作品をありがとうございます……😇 (2022年12月5日 17時) (レス) @page35 id: cebb1c38ee (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:世界史選択 | 作成日時:2022年11月20日 0時

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