フランス史(ざ)；中世 ページ13
「フランス王国は、10世紀にできた‘‘カペー朝‘‘からスタート。
最初は神聖ローマよりちょーっとだけ弱かったけど、王様がみんなしっかりしてたおかげで、
俺はヨーロッパで誰よりも早くかっこいいお兄さんに成長☆」
「おじさんってことだね」「やめて！アメリカに言われると結構本気で傷つく！」
『だから最初に‘世界のお兄さん’って言ってたんですね』
「本当の世界の最年長は我あるが、しょうがなく譲ってやってるあるよ。
フランスが成長した頃の我はとっくに3000歳超えてたある」
※中国さんの年齢マウントはノルマです
「はは、中国には敵わないさ。さあ、お兄さんの話に戻るよ。
14世紀になるとカペー朝の後継ぎがいなくなって、新しいフランス王家を作らなきゃいけなくなったんだけど、そこでなんと…
このバカ眉毛がいきなり、『俺ん家の奴をフランス王にしろ』とか言ってきたんだよ。わっけわかんないだろ？
お兄さんもまだ若かったから、大人げなくムカついちゃってさぁ。
1339年だったかなぁ、そのあたりからこいつとものすごい大喧嘩しちゃったの。
100年以上続いたから、今はあの喧嘩は‘‘百年戦争‘‘って呼ばれてるね」
なるほど。100年も戦ったことがある二人だから、今でもこんなに口喧嘩が絶えないのか。
『決着はついたんですか？』
「もちろん。勝ったのはこの俺！！
金色毛虫を美しいフランス王国から追っ払ったんだ。さすがお兄さんだよね♫」
※この戦争で、イギリスはカレー(地名)を除く全フランス領から撤退した。
「ケッ、よく言うぜ。
おいA、コイツはな。俺に負けそうになった時、よりによって女の子に守ってもらったんだぜ。
情けねぇこったろ。それでたまたま勝ったのを自分の手柄みてーにドヤ顔してやがんだ」
※百年戦争は途中まで圧倒的にイギリスが有利だったが、終盤のジャンヌ＝ダルクの登場によってフランスが逆転した。
「ふ、ふーんだ！勝ちは勝ちだもんね！とにかく続き話すからな！
紆余曲折あったけど、百年戦争後にやっと新しい王家の‘‘ヴァロワ朝‘‘が安定して、
オーストリアと喧嘩したり、ルネサンスの影響を受けたりした。
この辺りのことはイタリアも話してたけど、実はイタリアの話の裏で、俺を含むヨーロッパの奴らにとってかな〜り重大な事件が起きてたんだ」
『重大な事件…？』
「そう。‘‘宗教改革‘‘と呼ばれる、のちに起こる色んなイザコザの元凶だ」
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世界史選択(プロフ) - モブキャラＡさん» ぎゃーありがとうございます！！めちゃくちゃ嬉しいです！分からない所があったらいくらでも質問してくださいね(*´▽｀*) (2022年12月5日 18時) (
レス) @page20 id: acebb39c83 (このIDを非表示/違反報告)
モブキャラＡ - すごくわかりやすいです！！！こんな小説探してました……！！素敵な作品をありがとうございます……😇 (2022年12月5日 17時) (レス) @page35 id: cebb1c38ee (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：世界史選択 | 作成日時：2022年11月20日 0時
