フランス史(ざ):自立前 ページ12
「フランス、次は君の話をしたらどうだい?
君の歴史は目立つ割に単純だから、Aも聞きやすいと思うぞ!」
「やめてぇ!単純って言わないでぇ!
お兄さんこれでも華やかでいようと頑張ってきたんだから!」
「主要国で一番歴史の浅いアメリカには言われたくないだろうな」
「そういうドイツも、ドイツ自身としてはかなり若いけどね〜」
「…まぁ、イタリアの次に俺が話すのは賛成だけどさ。
なんだかんだこいつとは付き合い長いしね。
それじゃあA、今から美と愛の代名詞こと俺、フランスお兄さんの歴史を分かりやす〜く教えてあげるからね。準備はいい?」
『はい!楽しみです』
"美と愛の代名詞"を自称するとは、一体フランスさんはどんな人生を送ってきたのだろう。
ーーーーーーフランス史ーーーーーー
「お兄さんの家にはね、昔々はケルト人っていう奴らが住んでいたよ。
あそこの変態眉毛の所もそうで、実はアイツと俺ってルーツ(先住民)が同じなんだ。
俺はサラサラヘアー、アイツは毛虫ヘアーでちっとも似てないのにね」
「一言余計だド変態ワイン野郎!!
まったく、お前みたいな奴とルーツが同じなんて紳士の名折れだよ」
「もー、フランス、すぐイギリスにケンカ売るのやめてくれないかい?話がちっとも進まないじゃないか!
イギリスはバカだから、売られたケンカは全部買っちゃうんだぞ!」
「火に油を注ぐな、アメリカ!!」
やはりドイツさんが場を収めてくれた。ありがたい。
フランスさんとイギリスさんは本当に仲が悪いんだなぁ。
「ごめんね〜A。あんまり脱線しないように気をつけるよ。
お兄さんの美しさを存分に教えてあげたいからね。
そうやって暫くケルト人が暮らした後、イタリアの所のローマ帝国にお兄さんも入ったんだ。
その後はフランク王国の中でイタリアと神聖ローマと暮らして、フランク王国が分裂した870年から、俺は’フランス王国’として歩み始めたのさ」
フランス史(ざ);中世→←イタリア史(ざ);Epilogue
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世界史選択(プロフ) - モブキャラAさん» ぎゃーありがとうございます!!めちゃくちゃ嬉しいです!分からない所があったらいくらでも質問してくださいね(*´▽`*) (2022年12月5日 18時) (レス) @page20 id: acebb39c83 (このIDを非表示/違反報告)
モブキャラA - すごくわかりやすいです!!!こんな小説探してました……!!素敵な作品をありがとうございます……😇 (2022年12月5日 17時) (レス) @page35 id: cebb1c38ee (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:世界史選択 | 作成日時:2022年11月20日 0時