ＳＥ持ちＡ級隊員!!２【ワールドトリガー】

６１話 ページ13

熊谷と村上がしばらくの激闘を繰り広げている内に､空閑が参戦し
勝負はアタッカー３人の三つ巴となった





一方､東岸では那須がバイパーを使いこなし
他を寄せ付けないほどの攻撃を仕掛け続けていた





「東岸では那須隊長のバイパーが縦横無尽...！



軽はずみな攻撃には手痛いお仕置きが待っていますね〜」





太「玉狛がやられりゃ次は鈴鳴だから､あそこで太一が撃つのはナシじゃないけどな〜



相手が悪い」





太刀川曰く､バイパーは予めパターンを決めてそれを使用するらしいのだが...





太「でも那須は違うんだな。毎回しっかり弾道を引いてる



リアルタイムであれだけの弾道を引ける変化弾使いは､ウチの出水と那須､あとは...」





お前だな､A。と太刀川が言うと
Aの肩がほんの少し跳ねた





迅「うんうん



やっぱ､ウチのAもバイパー使うの上手いよなぁ」





「さっきからウチのウチのって...



解説席での隊員自慢はお控えください...」





Aは少し不貞腐れたような､赤みがかった顔でそう言った





迅「お？やっぱ嬉しい？？」





「〜っ！！」





そんなことより解説です！と言うAの顔は先程より赤みが増していた




「両岸ともジリジリと間合いを測り､相手の膠着状態が続いていますね！」





迅「そんなムキになるなよ...



そうですね､どちらも三つ巴で睨み合ってますし､わりと数と力のバランスが取れてる



逆に言えば､1人落ちれば一気に動きますよ」





迅がそういった後に太刀川が続ける





太「しかしこりゃなんだかんだ那須隊が有利だな､玉狛と鈴鳴のエースは西っ側でカチ合ってるし



長距離狙撃が機能しにくいこの天気なら､
東っ側は射手･銃手の実力勝負になる」





太刀川は那須には勝てないと予想したが
迅の返答は曖昧だった





迅「さあ､どうかな...？」









☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆*:..



１２巻発売！ということでこちらの小説も再開します！



今回は１１巻の内容だということはそっと目をつぶっていただきたい...申し訳ありません...



さて､１２巻が発売したやいなや次巻の表紙はニノさんを期待しているのですが

私の身近な方はまあネタにするわけですよ...
ニノさんファンはそっとコメント下さい...



LINEで知り合った方がこの小説を見てくださっているようなので､これからも頑張りたいと思います！


by.美琴

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