君の笑顔は俺が____ (ちょっと甘いかも) ページ26
毛布に包まり、拒絶するかの様にAは、そこにいた
「さっきの音なんだったんだよ…何も怪我してないか？」
『…』((コク
及川を見つけた途端、抱き締める
「何があった…？」
様子がおかしい…病院でなんかあったのか？
『千住さん、離し、て……』
弱々しく俺の掴んでいた服を離し、押し出す
「絶対離さない」
『な、んでよ…』
「なぁ、A。なんかあっただろ。あったから、こんなボロボロになってる」
及川が決まって泣く時は
『何も、無いってば…ッ、』
____何か壁にぶち当たった時。即ち、彼女の、Aなりの
「何も無い時に泣かないだろ、お前は」
『うるせぇ…』
「おま…仮にも上司だぞ」
煩いって…
「喜多見になんか言われたか？」
"喜多見"。その言葉に肩がビクつく。ビンゴか
『喜多見、チーフは…何も悪く、無い』
悪いのは私、そうぼやいた
あんまり自分を責めすぎんな、そう言おうとしたが、別の気持ちに心が取り込まれて行く
「A…俺な、Aと喜多見が話してる所見てると心が、俺が…冷静じゃいられなくなる」
駄目だ、これ以上言ったら想いが____
『ッ……！』
でも、もう限界だった。湧き上がるこの感情に嘘はつかない
「この気持ちを何て言うか知ってるか？」
脳裏に浮かぶAの数々の笑顔を、素顔を俺が守り通したいって言ったら、困るのか？
『知らないってば…！』
"惚れた弱みってやつだ"
『〜ッ！！！』
「悪いこんな時に…でも、事実だ」
ボロボロと大粒の涙を溢し、流しているAを押し倒し____
『……ん』
何度も角度を変え、啄む様にキスをする
Aの息をつかぬほど
『せ、千住、、ッ、ハッ…』
30秒かそれ以上か_____
「初めてにしちゃ、いいんじゃねぇの」
_____何があっても、Aを守る。
それが、その証拠だ。
覚悟しとけ、A。絶対、喜多見にも渡さないからな
千住said END
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りんご - ありがとうございます！ (2021年9月20日 0時) (
レス) id: e16d10e994 (このIDを非表示/違反報告)
青髪(プロフ) - りんごさん» 長らくお待たせいたしました、公開いたしましたので！！ (2021年9月19日 18時) (レス) id: d47be869be (このIDを非表示/違反報告)
りんご - パスワードを教えていただきたいです。 (2021年9月19日 18時) (レス) id: e16d10e994 (このIDを非表示/違反報告)
青髪(プロフ) - 真島氏。さん» コメントありがとうございます！更新量は疎らですが、最終話まで読んでいただけると大変助かります！これからの展開にご期待ください！ (2021年9月16日 19時) (レス) id: d47be869be (このIDを非表示/違反報告)
真島氏。(プロフ) - ドラマで千住体調と喜多見チーフにはまったので、こんな素敵な作品があるなんて嬉しすぎます！！！これからも更新楽しみに待ってます！ (2021年9月16日 19時) (レス) id: c703033ecf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：青髪 | 作成日時：2021年9月13日 10時
