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喪失感 途中から千住said ページ24

無事退院し、手に持っていたボストンバックが無造作に玄関に落ちる



心に大きな穴が開いたような____



『(何だったんだろ…今までの私は)』



____大きな虚無感がこの長い廊下のように続いていた



『……』



喜多見チーフのあの表情を_____



『……今までやってきた事は、何だったんだろう…』



泣きそうな、悔しそうなあの顔を。



『正しかったのかな、本当に…』












『………もう、夜か』



あれからベットに横になり、ずっと考えていた




____もう、あんな無茶は…!




『二度と、しないでください…か』



と、携帯に一件の通知が



____送り主は千住隊長…




『(今は、何もしたくない)』




御免なさい、千住隊長。また迷惑をかけるような真似をして




『私の存在意義って、何…?』
_________________________

千住said


「(たまには俺から連絡しておくか…)」



一人で大丈夫なのだろうか、そんな事を思いつつメッセージのトーク画面を開く



「____(退院したか?こっちにも、新しい仲間が増えた)」



「千住隊長〜!もしかしてAさんにですか?」



猫のように擦り寄るこの人物



「あ、あぁ…」




つい先日新人で入った岡崎瑠奈。Aに続いて2人目の女性隊員。正直言うと、コイツは嫌いだ




「Aさんって噂で聞いたんですけど、過酷な現場でも上司の指示を碌に聞かず、突っ走って行くっ!って聞いたんですけど、本当ですか〜?」




語尾を伸ばすな、気持ち悪い…!!なんて思いつつ、棒読みで話す




「まぁアイツはそういう所があるが、俺達のフラッグシップだな」




Aは裏で努力しているのを何回も見てきている。だからこそ言える




「フラッグシップ?!凄ーい!女の子なのに負けず嫌いなんですね〜」




「あぁ。アイツは、俺達が支えてやるって決めた。Aには、周りなんて気にせずに目の前に助けを求めてる人を救って欲しいだけだ」



「…そう、ですね」




「A見習えよ?アイツ、相当努力して今の自分がいるから」




「はいっ!!ありがとうございます〜!」




では失礼します〜!って語尾を伸ばしながら走り去って行った





「(アイツなんか裏あるだろ)」




少し警戒しとくか、と思った矢先の出来事だった





「(及川A。アイツを潰せば、、、!!)」





アイツがあんな状況になっているなんて____



千住said END









出しちゃいました悪女…!!
どう動くのか…、

彼女の、限界→←珍しい



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りんご - ありがとうございます! (2021年9月20日 0時) (レス) id: e16d10e994 (このIDを非表示/違反報告)
青髪(プロフ) - りんごさん» 長らくお待たせいたしました、公開いたしましたので!! (2021年9月19日 18時) (レス) id: d47be869be (このIDを非表示/違反報告)
りんご - パスワードを教えていただきたいです。 (2021年9月19日 18時) (レス) id: e16d10e994 (このIDを非表示/違反報告)
青髪(プロフ) - 真島氏。さん» コメントありがとうございます!更新量は疎らですが、最終話まで読んでいただけると大変助かります!これからの展開にご期待ください! (2021年9月16日 19時) (レス) id: d47be869be (このIDを非表示/違反報告)
真島氏。(プロフ) - ドラマで千住体調と喜多見チーフにはまったので、こんな素敵な作品があるなんて嬉しすぎます!!!これからも更新楽しみに待ってます! (2021年9月16日 19時) (レス) id: c703033ecf (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:青髪 | 作成日時:2021年9月13日 10時

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