担当医 ページ20
あれから2週間が過ぎ、今日から一般病棟に移動…となったのだが、、
コンコン((高速ノック
「喜多見です、入りますね」
『…あ、喜多見チーフ』
空いてる病室が無く、VIP室？というところに病室が開くまでいる事となった
「身体の方はどうですか？」
病室なのにホテル並みの広さがある。テレビも40インチ以上はあるんじゃ無いか？
『えぇ。特に問題はありません。本当にありがとうございました…』
「いえいえ。Aが無事で本当に良かったです」
『病院食ってあんな味薄いんですか？』
「まぁ、病院ですから」
『ブハッ！！』
「え、え？」
喜多見チーフがアワアワしている。あんな動揺しているのを見るのは初めてかもしれない
「えっ、変な事言いました？」
何が無い一言がツボに入り、笑いが止まらなくなる
『いいえ…ッ、！！』
と楽しい時間も束の間。コンコン、とゆっくりノックがかかる
「佐々木です〜及川さん入りますね〜」
来た、アイツが。
『…』
「Aさん？」
さっきの空気と変わって張り詰めている事に気付いたらしく、不安げに声を掛ける
「あれ？喜多見先生。どうかされましたか？」
「あっ、いえ…ではこれで」
『喜多見チーフ待って』
「！？！」
『佐々木先生。担当医、喜多見チーフに変わってもらっても良いですか』
「「！？！！」」
「な、なにを言ってるかわからないなぁ〜」
『汚い手で触んなって言ってんだろ、このロリコンジジィ』
そう。入院してからずっと担当医がこの佐々木先生とという50前半の先生だったが、毎朝看護師が検温チェックにくる時に話していたのだ
「(意外とAさんって辛辣…)」
_____佐々木先生って自分で患者さん選んでるんですよ
_____特に及川さんみたいな年齢層の方が
『って事で良いですよね、佐々木先生？』
「そ、そんな事が許されると思うのか！？」
「Aさん！」
と、佐々木が握り拳を振り上げた_______
『喜多見チーフ…！』
喜多見チーフは体を張って私を守ろうと抱きしめていた時_____
「おい、何してんだ」
茶封筒を持った千住隊長が入口に立っていた
「医者が患者に暴力を振るうなんて言語両断だな」
『…って事で』
「お、覚えておけよ！！」
尻尾を巻いて逃げでいった佐々木にざまぁみろ〜と心の中で思った
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りんご - ありがとうございます！ (2021年9月20日 0時) (
レス) id: e16d10e994 (このIDを非表示/違反報告)
青髪(プロフ) - りんごさん» 長らくお待たせいたしました、公開いたしましたので！！ (2021年9月19日 18時) (レス) id: d47be869be (このIDを非表示/違反報告)
りんご - パスワードを教えていただきたいです。 (2021年9月19日 18時) (レス) id: e16d10e994 (このIDを非表示/違反報告)
青髪(プロフ) - 真島氏。さん» コメントありがとうございます！更新量は疎らですが、最終話まで読んでいただけると大変助かります！これからの展開にご期待ください！ (2021年9月16日 19時) (レス) id: d47be869be (このIDを非表示/違反報告)
真島氏。(プロフ) - ドラマで千住体調と喜多見チーフにはまったので、こんな素敵な作品があるなんて嬉しすぎます！！！これからも更新楽しみに待ってます！ (2021年9月16日 19時) (レス) id: c703033ecf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：青髪 | 作成日時：2021年9月13日 10時
